むすびわざ講座 教養コース「グローバル時代のナショナリズム」開講

2014.07.12

 「グローバル時代のナショナリズム」をテーマにした生涯学習 むすびわざ講座教養コースが、7月12日、19日の2日間、むすびわざ館で開講された。

 政治思想史、ナショナリズム論を専門とする法学部 植村和秀教授が講師となり、ナショナリズムの言葉の定義や歴史、「ナショナリズム」からみたアジア・ヨーロッパなどの世界の動きについて解説した。

 6月から7月にかけて行われていたサッカー・ワールドカップでのナショナルチームへの熱狂的な応援や中国とベトナム、ロシアとウクライナといった領土紛争での政治的対立の激化など、時事的な世界情勢を話題にしながらの講義ということもあり、約30人の参加者からも次々と質問が寄せられ、意見交換が行われる活発な時間となった。

 参加者からは「タイムリーな話題をわかりやすく解説してもらえて興味深かった」「世界情勢に関する情報をどのような視点で受け止めればよいかのヒントになった」などの感想が寄せられた。

 むすびわざ講座教養コースは、テーマを変えて10月、11月にも開講される。

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ナショナリズムとは「ネイション」への肯定的なこだわりである、と解説する植村教授
世界情勢の話題について、質疑応答によってより理解が深められた。
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