実践的PBL型教育プログラム「O/OCF-PBL2・3」 合宿授業を実施

2014.04.19

 4月19・20日、奥琵琶湖マキノパークホテル&セミナーハウスにおいて、O/OCF-PBL2・3の合宿授業が実施され、学生・教職員および課題提供企業の担当者を含めて142人が参加した。「O/OCF-PBL(On/Off Campus Fusion - Project Based Learning)」とは、課題解決活動を通じて実社会で必要となる心構えや能力を身に付けることを目的に開講しているキャリア形成支援教育科目の1つである。大学での学び(On Campus)と実社会(Off Campus)での学びを融合(Fusion)させながら、実践指向型の課題解決型学習(Project Based Learning)にて、体系的な能力伸長を図るプログラムである。中でも、2年次対象の「O/OCF-PBL2」、3年次対象の「O/OCF-PBL3」では、企業から提供された課題を解決することを通じて、「社会人基礎力」「自他肯定感」「自在に人と関わる力」を身につけ、伸ばしていくことを目的としている。

 合宿初日、「O/OCF-PBL2」では、チームビルディングのためのワークショップを通じて、これからの課題解決活動における「PDCAサイクル」の必要性を再確認した。その後、企業からの課題解決に向けたグループワークを行った。「O/OCF-PBL3」では、「O/OCF-PBL2」の経験を生かした、半年間の活動について活発なディスカッションが行われた。

 2日目は、初日に引き続き、クラス別にグループワークを行った。参加者全員で本合宿の成果報告会を行った。成果報告会では各クラス、工夫されたさまざまな発表方法が見られ、また、今後の計画などを共有することで、クラス運営に生かす報告会となった。

 合宿授業終了後、参加者からは、「メンバーとの仲が深まり、これからの活動が楽しみになった。」「企業からの提供課題に対して、今後の進め方が明確になった。」「他のクラスの進捗状況などを知ることによって、刺激になった。」などの、意見がきかれた。
チームビルディングにて、「PDCAサイクル」の必要性を確認した
各クラスがさまざまな方法で成果報告を行った。
熱心なグループワーク
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