外交講座 「現代アメリカと日米関係」

2013.12.19

 12月19日、12号館12201教室にて、外務省北米局 北米第一課長 曽根 健考氏による外交講座「現代アメリカと日米関係」が行われた。本学では、外交安全保障や国際関係全般について理解を深めることを目的に、外務省の現役外交官を招いて外交講座を行っている。

 曽根氏はまず、オバマ政権の現状を説明した。その後、日米関係について、キャロライン・ケネディ駐日米大使のスピーチの抜粋や、豊富な資料を提示し、日米安保条約の概要といった基本的な事から、TPP交渉や2013年10月の日米安全保障協議委員会(「2+2」)の概要、バイデン米国副大統領が安倍総理表敬の際に発表したファクトシートといった時事問題なども解説した。さらに文化・人的交流の面から、日米間の留学の現状や北米地域との青少年交流(KAKEHASHIプロジェクト)についても語った。

 講演後、質疑応答の時間が設けられ、多くの積極的な質問がなされた。

 参加者からは「外交に対して興味が持てた」、「外交官の生の話が聞けて良かった」、「こういう講座にもっと参加していきたい」等の声が挙がり、大変充実した外交講座となった。

【記事:学生広報スタッフ 里内美香さん(文化・2年次) 福家雅彦さん(法学・2年次) 】
難しいイメージがある外交について、わかりやすく解説する曽根氏
熱心に聴いている受講生たち
講義の内容を受け、質問する受講生
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