シンポジウム「近畿地方における伝統野菜・特産作物の発達と食文化」開催

2012.09.16

 9月16日、神山ホールにおいて近畿地方の野菜と食文化を考えるシンポジウム「近畿地方における伝統野菜・特産作物の発達と食文化」が開催された。
 
 9月14日、15日に京都産業大学で日本育種学会2012年秋季大会が開催されたのを機会に行われたもので、近畿地方の多様な伝統野菜と食文化について、また各地で進んでいる新しい特産作物開発の動きについて紹介された。

シンポジウム発表内容
1.「京都の台所を支える京野菜の数々」
上田耕司 (株)かね松老舗 代表取締役

2.「スグキナが生み出す上賀茂の風景と文化」
山岸博 京都産業大学総合生命科学部 教授

3.「なにわの伝統野菜-発掘と生産振興-」
鈴木敏征 (地独)大阪府立環境農林水産総合研究所 主幹研究員

4.「F1大和マナ品種の育成と普及方策 」 
浅尾 浩史 奈良県農業総合センター 統括主任研究員

5.「近江地方の新しい特産作物」
坂嵜潮 (有) フローラトゥエンティワン 代表取締役社長

(総合司会 江頭宏昌 山形大学農学部 准教授)
京都や大阪、奈良、滋賀などの伝統野菜と新たな特産作物について紹介された。
参加者からの質問も行われた。
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