文化学部10周年記念シンポジウム「京都の文化・世界の文化」開催

2010.12.11

 2000年4月に開設し、今年で10周年を迎えた文化学部の10周年記念シンポジウムが、12月11日(土)、京都市下京区のキャンパスプラザ京都において行われ、約100名が参加した。

 「京都の文化・世界の文化」というテーマで開催された今回のシンポジウムでは、藤岡学長の挨拶、織田文化学部長による教育理念等に関する説明の後、華道「未生流笹岡」次期家元 笹岡隆甫氏が「いけばな〜京都から世界へ〜」というタイトルで、今や世界中で認知されている「IKEBANA」や、いけばなという切り口から日本文化について講演。いけばなの実演も行われた。

 パネリストからは、若松 正志 文化学部教授による「京都の歴史・文化・産業の国際性」、井□ 香代子 文化学部教授による「京都から世界に広がるハイクの世界」、千賀 康利 文化学部教授による「京の文化と身体表現」など、さまざまな観点からの報告があった。

 パネルディスカッション「京都の文化・世界の文化」では、小林一彦 文化学部教授がコーディネーターとなり、笹岡 隆甫 氏と3名のパネリストの活発な意見交換が行われた。会場からも多数の質問があり、また、シンポジウム後に回収したアンケートでも「文化に対する興味がより深まった」等の感想が寄せられ、来場者の関心の高さがうかがわれた。
笹岡隆甫氏によるいけばなの実演
パネルディスカッションの様子
PAGE TOP