高大連携講座「光の科学と技術・・光の伝播とホログラフィー・・」

2010.12.11

 11月22日、12月11日の2日間にわたり、京都府立北稜高校と本学との高大連携講座が実施された。

 11月22日は北稜高校において、押山 孝 理学部教授、別所 親房 理学部教授による講義が行われた。
 押山教授による「光のサイエンス」では、分散・散乱・全反射・回折といった光の性質について、高校生にも身近な現象を紹介しながら、分かりやすく解説した。また別所教授からは「立体(3D)写真とホログラフィー」の講義があり、3D(立体)テレビの仕組みを説明し、実際にレーザー光やホログラムを用いて、光の性質やホログラムの原理について解説した。

 12月11日は本学において実験が行なわれ、受講生は2班に分かれて、押山教授・別所教授の指導のもと、「光の速度測定」「ホログラムの作成」を行った。受講生は、結果のグラフやできあがったホログラムを検証し、さらに理解を深めた。実験には、本学の理学部生4名が補助にあたり、細やかな指導を行った。

 授業終了後に行った受講生へのアンケートをでは「普段高校ではできない体験ができてよかった。」「内容は難しかったが、とても興味がもてた。」「大学生の指示がわかりやすく実験がうまくいった。」などの声が寄せられた。
本学での別所教授の講義
本学で行われた押山教授の講義
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