11月25日(木)、10号館10406教室において、ピア・サポート活動の学長報告会が行われた。報告会には藤岡学長、柴副学長、山岸副学長が出席し、ピア・サポーター4名による活動報告と意見交換が行われた。

　現在、ピア・サポーターではイベント・ピア内イベント・広報の3班に分かれて活動を行っている。リーダーの岩田尚也さん（経済・2年次）は、「ピア・サポーターは学生が何を求めているか、何が必要かを考えなければいけない。と同時に、自分自身が今1番に何をすべきかを考える。人に教えることで自分が成長している」とピア・サポーターの魅力を語った。また、広報班の河野知佳さん(法・2年次)は、「広報班では、とにかくピア・サポーターの存在を知ってもらうため、ポスターやチラシを作成して周知を図ってきた。その結果、昨年は約200件ほどだった相談件数が今年は1000件を超えたので、私たちの活動が大学全体に広がってきたことを実感している」と話した。

　意見交換で藤岡学長は、「ピア・サポーターの報告を受けて、心強く励まされた。学生と職員が一丸となりサポートする体制“職学協働”を大事にしていきたい。やりがいと感じながら楽しいと思ってできることこそ本流。これからもしっかり頑張ってほしい」と激励のメッセージを送った。

　※ピア・サポート制度：ピア（Peer=仲間）が、サポート（Support=支援・助け合い）する学生による学生のためのサポート制度。新入生が、大学での新生活をスムーズにスタートするために、ピア・サポーターが、履修の相談、学内施設の案内、勉強の進め方を中心に様々な学生生活に関するアドバイスをする。現在、58名のサポーターがボランティアで活動している。

・ピア・サポーターホームページ