「負けない」ボウリング部男子、今春の関西を制覇!

期待のルーキー寺地さん

伝統ある京都産業大学ボウリング部。創部65年の歴史に、新たな1ページが刻まれました。第60回関西学生春季リーグ最終節が7月11日、大阪・東大阪市のボウリングスペースHITで行われ、男子団体では2019年秋以来の優勝を勝ち取りました。

コロナ禍によって、開幕が遅れた春季リーグ戦。今季は従来の1チームから5人が出場するチーム戦ではなく、1チームから3人が出場するチーム戦で計5節を戦う方式で行われることになりました。京都産業大学男子は、窟(いわや)健次郎さん(経営・4年次)、滝沢向星さん(国際関係・4年次)、前田剛志さん(情報理工・3年次)、立花和貴さん(法学・2年次)、寺地真輝さん(経済・1年次)の5人のメンバーで、それぞれの試合に3人が出場します。立花さんが「練習が足りない状態だった」と話すように、コロナ禍の中、それぞれ思い通りの練習ができていない状況で迎えたリーグ戦でした。そのためか、前半戦はレーンへの対応に苦戦し、同志社大学、大阪商業大学を追う3位と出遅れる展開となりました。
だが、このまま終わるわけにはいきません。後半戦からは窟さん、滝沢さんの4年次生コンビが躍動。安定した投球でチームを引っ張り、勢いづけたことで、第4節終了時点では同志社大学と僅差の2位まで追い上げました。
そして迎えた最終節。ここで奇しくも同じレーンになったのは、優勝を争う同志社大学。ライバルの一投を見ながら戦う直接対決に、より緊張感が高まります。大一番には窟さん、立花さん、寺地さんの3人で挑むことになりました。
元日本代表の実力者である立花さん
前半戦で活躍した前田さん
安定した投球をした滝沢さん
チームをまとめるエース窟さん

この重圧の中でもミスを少なく抑えたのは京都産業大学。結果、見事に栄冠をつかみました。試合後、「勝てて良かったです」と語った窟さん。有終の美を飾り、笑顔でリーグ戦を振り返りました。

今大会をもって4年次生は引退します。窟さんは「全員がリーダーシップを発揮してチーム戦を戦ってもらいたい」と、後輩へエールを送りました。秋季リーグからは、5人制での試合に戻る予定のため、メンバーの自主性がより重要となってきます。個人、そしてチームとして成長し、リーグ戦の連覇を目指します。強豪の精神は、次の世代へと引き継がれるでしょう。

編集後記

取材を進める中で「ボウリング」といっても、私たちが遊興施設で行っているものとは全く違うと感じました。例えば、会場のレーンの状態によってボウルや作戦を変えたりします。レーンに対する適応の差が勝敗を分ける大きな要素となるのです。
一方で、戦略性がありながら、和やかな雰囲気で試合は行われます。インタビュー時には、学年を超えて選手たちの仲の良い様子が印象的でした。ボウリング部ならではの特徴と思えます。
女子はリーグ戦3位に終わったものの、国体代表に2人選出されるなど、実力者が多数いる京都産業大学ボウリング部。秋季以降も男女ともに活躍から目が離せません。

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