京都産業大学益川塾 第7回シンポジウム開催

 京都産業大学益川塾では、「科学へのロマンと挑戦 〜宇宙の謎に迫る〜」をテーマに、東京会場および大阪会場にてシンポジウムを開催いたします。

 益川塾塾頭の益川敏英教授のほか、宇宙航空開発機構(JAXA)シニアフェロ−川口淳一郎 氏(小惑星探査機「はやぶさ」元プロジェクトマネージャー)をお招きし、宇宙研究や科学の未来について、それぞれの思いを語っていただきます。

 また、高校生が宇宙や理系の研究活動の成果を発表するポスターセッションも同時に開催します。

日程 大阪会場 2014年11月3日(月・祝)
東京会場 2014年12月14日(日)
会場 大阪会場 大阪コングレコンベンションセンター
(大阪市北区グランフロント大阪北館B2)
東京会場 東京ビッグサイト レセプションホール
(東京都江東区りんかい線「国際展示場」駅下車 徒歩約7分)
対象 一般社会人、高校生
定員 各会場600名(事前申込制、応募多数の場合抽選)
募集締切 大阪会場 高校生・高校教諭参加プログラム
2014年10月20日(月)
一般参加
2014年10月24日(金)
東京会場 高校生・高校教諭参加プログラム
2014年11月25日(火)
一般参加
2014年11月30日(日)
参加費 無料
共催 読売新聞社
後援 内閣府、文部科学省、宇宙航空研究開発機構(JAXA)、東京都教育委員会、京都府教育委員会、埼玉県教育委員会、千葉県教育委員会、神奈川県教育委員会、日本天文学会、日本物理学会、天文教育普及研究会、高校生天文観測ネットワーク 

高校生・高校教諭参加プログラム ※大阪会場 東京会場 共通

A 高校生・益川教授 特別授業 12:00〜12:30

「益川教授に聞いてみたい!〜未来のこと、夢のこと〜」

高校生のみなさんからの「未来」「夢」などについての質問に、益川教授が答えます。世界をリードする研究者の考え方に直接ふれられるチャンス。クラス単位・クラブ単位での団体応募も大歓迎です。

対象 全国の高等学校生、高等専門学校生(ただし高専は3年生まで)
定員 各会場200名(事前申込制 応募多数の場合は抽選)
益川敏英(京都産業大学教授・益川塾塾頭)

プロフィール
理学博士。名古屋大学理学部卒業後、1967年、名古屋大学大学院理学研究科を修了。東京大学原子核研究所助教授、京都大学教授などを経て、2003年から京都産業大学教授。
2008年「クォークの世代数を予言する対称性の破れの起源の発見」で小林誠氏とノーベル物理学賞受賞。

B ポスターセッション 12:30〜13:30・16:20〜17:20

 宇宙や理系の研究をテーマにした研究を、当日会場で発表いただくポスターセッションを行います。代表3校に選ばれれば、シンポジウム当日、口頭発表もしていただけます。日ごろの活動成果を広くPRする絶好の機会です。

参加対象 全国の高等学校・高等専門学校生(ただし高専は3年生まで)
参加校数 各会場50校
進め方 各校で準備いただいたパネルを掲出し、その都度来場者に説明してもらいます。
テーマ 宇宙をはじめ理系に関するものであれば何でも結構です。活動成果を広くアピールしてください。
(前回テーマ例)
「細胞分裂エネルギーを利用した衛星推進システム」
「月の色の不思議」
「無セキツイ動物の血球について」

C 高校教諭・益川教授との特別セッション

 教員の方からの質問に益川教授が答えます。生徒指導から科学への取組みなど、どんなものでも結構です。

対象 高校教諭

参加申込み

参加申込み方法はこちら

 ※A、B、Cの参加者は、下記のプログラムも参加いただけます。

シンポジウム プログラム

12:00〜12:30 高校生・益川教授 特別授業(高校生限定)
12:30〜13:30 ポスターセッション
高校生による理系のポスターセッションを行います。
(高校教諭・益川教授との特別セッション)
13:35〜14:20 基調講演 大阪会場 テーマ「はやぶさが開く、太陽系大航海時代の幕開け」
講師:川口 淳一郎 氏(独立行政法人宇宙航空開発機構(JAXA)シニアフェロー)
東京会場 テーマ「はやぶさから伝えたい、創る力の育て方」
講師:川口 淳一郎 氏
14:30〜15:00 高校生による口頭発表・登壇者との質疑
15:00〜16:20 パネルディスカッション 「科学へのロマンと挑戦」〜宇宙の謎に迫る〜
パネラー
(大阪会場・東京会場) 川口 淳一郎 氏
(大阪会場・東京会場) 益川 敏英(京都産業大学教授、益川塾塾頭)
(大阪会場) 渡部 義弥 氏(大阪市科学館 学芸員・天文学)
(大阪会場) 河北 秀世(京都産業大学理学部教授、神山天文台長)
(東京会場) 瀧澤 美奈子 氏(科学ジャーナリスト)
(東京会場) 米原 厚憲(京都産業大学理学部准教授)
16:20〜17:20 ポスターセッション
高校生による理系のポスターセッションを行います。

※プログラムは変更となる場合がございます。

川口 淳一郎氏
(独立行政法人宇宙航空開発機構(JAXA)シニアフェロー・宇宙科学研究所 宇宙飛翔工学研究系 教授)

プロフィール
宇宙工学者。工学博士。1978年、京都大学工学部卒業後、東京大学大学院工学系研究科航空学専攻博士課程を修了し、旧文部省宇宙科学研究所に助手として着任。2000年に教授に就任。2007年4月から2011年9月まで、月惑星探査プログラムグループプログラムディレクタ(JSPEC/JAXA)、1996年から2011年9月まで、「はやぶさ」プロジェクトマネージャーを務める。

渡部 義弥氏
(大阪市立科学館 天文担当学芸員)

プロフィール
大阪市立科学館で、天文学担当学芸員として、展示・プラネタリウムの企画に20年以上携わる。プラネタリウム等での科学解説に定評があり、テレビ・ラジオにも出演。
2010年、西日本初のはやぶさカプセル展を主担当。

瀧澤 美奈子氏
(科学ジャーナリスト)

プロフィール
お茶の水女子大学理学研究科物理学専攻修了。
著書に『日本の深海』(講談社ブルーバックス)、『アストロバイオロジーとはなにか』(サイエンス・アイ新書)、『地球温暖化後の社会』(文春新書)など。

河北 秀世(京都産業大学理学部教授、神山天文台長)

プロフィール
博士(理学)。京都大学にて情報工学を学んだ後、電気メーカーに就職。余暇で研究を始める。その後、群馬県立ぐんま天文台へ転職し、彗星氷の分光観測的研究で国際宇宙研究委員会COSPARよりZeldovich賞を受賞、更に国内2学会より若手研究奨励賞を受賞する。その後、京都産業大学へ転職し、現在、理学部教授、神山天文台長。

米原 厚憲(京都産業大学 理学部准教授)

プロフィール
宇宙物理学者。理学博士。1997年、京都大学理学部を卒業後、京都大学大学院理学研究科博士後期課程を修了。その後、筑波大学、東京大学、ハイデルベルグ大学での研究員を経て、2007年、京都産業大学講師に着任。2010年より現職。重力レンズ現象を利用して、太陽系外惑星探査から宇宙論に至る様々な天体・天体現象の観測的研究、および、理論的研究に取り組んでいる。

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