京都産業大学益川塾は、研究者が互いに切磋琢磨し研究に取り組む研鑽と交流の場を提供しているほか、科学の振興に寄与するために活動しています。

　今回、益川塾では総合生命科学部と共催し、「益川塾　第2回シンポジウム」を開催いたします。

　テーマを「科学と社会」と題し、第１部では本学附属高等学校生物部によるサイエンス・レポートを行います。第２部ではiPS細胞を開発した山中所長を迎え、本学益川塾頭と対談します。また、同ホールロビーでは高校生による科学に関するポスターセッションを行います。

日時	平成24年1月7日（土）開演13:30〜（受付12:30〜）※16：00終了予定
場所	京都産業大学　神山ホール（京都市北区上賀茂本山） 交通アクセス ※当日は地下鉄「国際会館駅」より臨時バスが運行されます。
募集人数	1000名 ＜聴講無料＞
主催	京都産業大学 益川塾、総合生命科学部
後援	読売新聞社
応募方法	お申込みと詳細はこちら ※本学関係者（学生、教職員）の申込については、別途、学内POST掲示板等でお知らせします。

プログラム

第1部 サイエンス・レポート

「セミの分布・種構成・羽化変動と解明したクマゼミ生活史」
　　京都産業大学附属高等学校 生物部
　　講評：益川 敏英 塾頭、曽我見 郁夫 副塾頭、柴 孝夫 副塾頭、永田 和宏 総合生命科学部長

高校生によるポスターセッション

　ロビーでは、学校ごとに科学に関する研究内容をポスター発表します。

第2部 対談「科学と社会」

■山中 伸弥氏（京都大学iPS細胞研究所長）

プロフィール
昭和62年神戸大学医学部卒業。現在、京都大学iPS細胞研究所長。第26回（2010）京都賞先端技術部門など国内外を問わず、様々な賞を受賞。

■益川 敏英（京都産業大学 益川塾 塾頭)

プロフィール
昭和37年名古屋大学理学部卒業。現在、京都産業大学益川塾塾頭。平成20年ノーベル物理学賞を受章。専門は素粒子理論。

コーディネーター

■永田 和宏（京都産業大学 総合生命科学部長)

プロフィール
昭和46年京都大学理学部卒業。現在、京都産業大学総合生命科学部長。専門は細胞生物学・分子生物学。歌人としても有名で、2011年度京都市文化功労者に選ばれるなど、様々な賞を受賞。