研究機構長からのメッセージ
2001年4月に研究所改組とともに新たに全学的な研究支援を行う研究機構が立ち上がり、各研究所のプロジェクト推進のサポート、科研費をはじめとする競争的資金の獲得や運用、京都産業大学論集の編集刊行、国際シンポジウム支援、個人研究費の管理などの日常的業務以外にも、研究倫理意識の高揚や全学的研究イノベーション風土の醸成など長期的、継続的な大学の研究力に関わる業務について先生方の研究支援を行っております。とくに2007年からグランドデザインの一環として推進している総合研究支援制度は、第1期3年が終了し、2010年から第2期がスタートしております。一拠点総合大学という本学のメリットを活かしながら、教員と職員が一体となって研究イノベーションが進むことが理想ですが、そのためにきめ細やかな支援を行うことが研究機構の基本的役目だと思っています。
第一次総合研究支援制度の実施によって、自然科学分野だけでなく社会科学や人文科学の分野でも科研費申請の増大に伴って採択件数も増加傾向にあります。また科研費以外の競争的外部資金への応募案件も増加しております。こうした動きに弾みをつけながら、さらに本学の研究力の向上のためには、研究活動の支援体制の充実のみならず、研究成果の厳密な評価と検証、限られた研究予算の最適配分と集中も勘案しながら、第二次総合研究支援制度の特定課題研究や出版助成などのあり方を検討しなければならないと考えています。さらに今後は多様なバックグラウンドを持つ研究者が協働することで、横断的・融合的な学際領域の研究が推進され、それが教育イノベーションにもつながることを期待しています。
