就活を意欲的に踏み出してもらおうと、就職が内定している４年生約60人でつくる「学生就職アドバイザー」が初めて主催した「就活フォーラム『夢・人・絆』」が、12月25日、神山ホールで開かれた。
　京都産業大学生を始め、関西の大学３年生・大学院修士１年生ら、約150人が会場を訪れた。

　前半の講演で、就職活動をサポートしている就職支援塾「将来塾」の塾長・柳本 周介（やなぎもと　しゅうすけ）さんは「人の未来はその人の性格と出会いで決まる。就活も人と人との関わりあい。心を開いて人と仲良くなれる能力こそ大切」と語った。

　この後、就職内定者を交えたパネル討論があり、内定者が活動体験を報告。「面接に必要なのは、はっきりした主張と笑顔」などとアドバイスした。
　後半は、日本全国を自転車で回り、夢を与え続けてきたプロミュージシャン・森　源太（もり　げんた）さんを招いてのライブで盛り上がった。

　フォーラム実行委員長の岡田 直樹（おかだ なおき・経済学部４年生）君は「就職活動は内定をとることが目的とするのではなく、就活を‘夢’を見つける手段としてもらいたい。私たちの体験を聞いてもらい、十分に伝えられたと思う」と締めくくった。