「第2回コーオプ教育研究会」開催のお知らせ

 京都産業大学コーオプ教育研究開発センターでは、下記の通り、第2回コーオプ教育研究会を開催いたします。

 本学ではキャリア教育、特にコーオプ教育(※1)をはじめとした産学連携教育に力を入れてまいりました。本年8月には、産学連携教育の世界的普及を目指す国際機関、WACE(※2):世界産学連携教育協会が主催するWACE第19回世界大会を、本学にて開催いたします。コーオプ教育を含めた産学連携教育について、世界各国の事例をご紹介する貴重な機会と位置付け準備を進めております。

 この世界大会開催に向け、本学ではコーオプ教育の効果、海外の動向等についての研究会を開催しております。今回の研究会では、前回のWACE世界大会開催校である南アフリカ・ダーバン大学からゲスト講師をお招きし、海外における産学連携教育、企業と連携した人材育成についてご講演いただきます。

 お忙しい時期とは存じますが、産学連携教育の発展にご協力を賜りたく、是非ともご参加いただきますようお願い申し上げます。

日時 平成27年2月24日(火)
15:00〜17:00(受付開始 14:30)
会場 京都産業大学 図書館ホール(図書館1階)
講演者 田中 寧(京都産業大学・経済学部教授)
シャキール・オリ氏(Durban University of Technology, Director, Cooperative Education)
参加費 無料
対象 大学教職員、企業、行政関係者
お申込 参加のお申込はメールにて受付いたします。
件名を「コーオプ教育研究会申込」とし、本文にご所属・お名前(ふりがな)を記載し、下記アドレスまでお申込みください。
E-mail:wace-jim@star.kyoto-su.ac.jp(事前申込期日:2月23日(月))

プログラム

開会・挨拶

第1部「コーオプ教育の創始者ハーマン・シュナイダーの取り組みと日本が学べること」

講師

田中 寧 (京都産業大学経済学部・教授)

概要

100年ほど前にアメリカで始まったコーオプ教育について、その創始者シュナイダー教授の考え、当時のアメリカ社会の状況、そして、その後のコーオプ教育の発展について解説します。さらに、そこから見えてくる日本のキャリア教育の進むべき方向性について提言を行います。

第2部「コーオプ教育の導入が人材育成に与える効果、そしてWACE世界大会開催の意義」

講師

シャキール・オリ 氏
(Durban University of Technology, Director, Cooperative Education)

概要

南アフリカにおける事例を基に、海外におけるコーオプ教育導入の背景、効果、プログラム運営上の工夫について解説いたします。また、WACE世界大会の開催が南アフリカのコーオプ教育に与えた影響や大会参加者にもたらすメリットについても解説いただきます。

閉会・挨拶

WACE第19回世界大会開催について

※1 コーオプ教育
コーオプ教育(Cooperative Education)は、教育目標とそれを実現するプログラムや指導方法を企業と教育機関が共同で開発する、有償の長期や複数回の就業体験を含んだ学習プログラムです。北米では100 年以上の歴史があり、人材育成に成果をあげています。

※2WACE(ウェイス、世界産学連携教育協会)
WACE(World Association for Cooperative Education )は、産学連携教育に携わる個人・学校・企業・政府・自治体等を支援し、その展開、拡大、ブランディングを行う唯一の国際機関です。WACEには、世界約50カ国、900以上の教育機関や企業が加盟しており、WACEが主催する最大規模の国際会議が「WACE 世界大会」です。

お問い合わせ

京都産業大学コーオプ教育研究開発センター(WACE第19回世界大会国内事務局)
〒603-8555 京都市北区上賀茂本山
Tel.075-705-1754 Fax.075-705-1939
E-mail:wace-jim@star.kyoto-su.ac.jp

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