WACE世界大会 in Kyotoプレ大会開催報告

 2014年8月30日(土)、本学むすびわざ館において、WACE※1世界大会 in Kyotoプレ大会を「わが国のコーオプ教育※2の確立に向かって〜産学協働教育の新たなステージへ〜」というテーマで開催しました。このプレ大会は、2015年8月19日(水)から21日(金)に本学で開催されるWACE世界大会に向けて、世界におけるコーオプ教育の動向や日本での実践事例、産学連携教育の可能性を含む今後の展望を共有、理解を深める目的で開催し、約300人の参加があり、活発に議論が展開されました。

 プログラムは、文部科学省の小谷利恵様、経済産業省の近田高志様からの基調講演、WACE CEOのPaul Stonely様からの招待講演、Session1(討論会)、Session2(分科会)、Session3(全体討論)と続き、参加者からは、「産官学の立場での話が聞け、とても参考になった」「京都産業大学の産学連携への取り組みに非常に感銘を受けた」といった声を多数いただき、来年の世界大会への手応えをつかむことができました。

 プレ大会の詳細情報は本学Webサイトにて近日公開する予定です。

 ※1 WACE:産学連携教育に携わる個人・学校・企業・政府・自治体等を支援し、その展開、拡大、ブランディングを行う唯一の国際機関です。WACEには、世界約50カ国、900以上の教育機関や企業が加盟しており、WACEが主催する最大規模の国際会議が「WACE世界大会」です。WACEが標榜する産学連携教育は、CWIE(Cooperative and Work-integrated Education)と称され、学修と仕事を統合した、キャリア形成、就業力育成のプログラムで、コーオプ教育、インターンシップ、国際コーオプ、サービスラーニング等を含む包括的な教育プログラムです。

 ※2 コーオプ教育:教育目標とそれを実現するプログラムや指導方法を企業と教育機関が共同で開発し、長期や複数回の就業体験を含んだ学習プログラムです。北米では100年以上の歴史があり、人材育成に成果をあげています。


  • Session1(討論会)の様子

  • Session2(分科会)の様子
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