実施体制

就業力育成支援事業実施体制

 学長の強力なリーダーシップのもと、当事業開始2年後には、より目にみえる成果が求められることなどもあり、取組体制をスピード感と実効性のあるものとして、「全学就業力育成実行プロジェクトチーム(以下「就業力PT」という。)」を設けた。
 就業力PTメンバーは、副学長をリーダーに据え、各学部の教員、教学センター・学長室・教育支援研究開発センター・入学センター・進路・就職支援センター・コーオプ教育研究開発センターの職員で構成され、教職員の横断的な連携をもって、『専門教育と協働したコーオプ教育の全学展開』が実現可能な体制を構築している。
  具体的には、下図に示すように、就業力PTで策定した全学的な学生の就業力育成に向けた具体的実行案を学長に報告し、そこから本学の教学に関する意思決定機関である部局長会で、情報を共有しながら全学展開を推進することになる。
 また、外部評価委員会、学生評価委員会、担当者評価委員会(仮称)を設け、事業の改善を促す評価体制を構築している。

体制図

6つのプロジェクト部会の役割

 就業力育成支援事業は学長の監督の下、全学就業力PTの中で各テーマごとに部会を設け、組織的に企画・立案が進められます。

 各部会のテーマと役割は次の通りです。

部会・テーマ役割
第1部会 
テーマ:「ゼミ等活性化」

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ゼミ等の活性化・活用を図るために、担当教員の専門分野と融合させ、就業力の育成につなげる。ゼミ等における教育活動の現状把握が十分でないため、第一段階として、全ゼミ等の教育活動を把握する仕組みを整備する。第二段階として、状況を正確に把握したうえで、就業力育成につながる教育活動を取り入れるよう推進する。第三段階として、毎年度取組状況を把握し、5年後に全ゼミ等の7割で就業力育成につながる教育活動が取り組まれていることを目標とする。
第2部会
テーマ:「全教職員の進路支援参画」

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学生の就職活動支援は、担当部署である「進路・就職支援センター」だけでは限界があり、教員の積極的な参画が不可欠である。教員が積極的に参画し、5年後には全専任教員が参画することを目標とする。「進路・就職ガイダンス」へのゼミ等の学生と同伴での出席、学部・学科、ゼミ等での就職ガイダンス実施等、教職員の進路支援に対する理解を深め、学生の「社会的・職業的自立」に向け全専任教員が参画する体制を構築していく。
第3部会
テーマ:「就業力」

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ゼミ等の活性化・活用、全教職員の進路支援参画を図るための就業力育成に特化したFDを実施する。そのためのFD・SDの企画・立案、実施。
第4部会
テーマ:「受講生確保」

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毎年度の各科目毎、全受講生についての目標数値を達成し、5年後には現在の2倍となる全学生の50%、6,000人程度までには引き上げることを目標とする。その実現のための戦略を検討し、確実に目標数値を達成させる。
第5部会
テーマ:「情報発信・広報」

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本学の優れている教育活動として学外から(唯一)取り上げられることが多い「キャリア形成支援教育・コーオプ教育」について、高校生、高校教員、保護者に理解をより深めていく。本事業はその中核をなすものであり、入試広報戦略のもと、的確なコミュニケーション・デザインをどのように描き、効果的な広報発信を展開し、本学のブランディングについて検討する。
第6部会
テーマ:「企画・運営」

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本事業全般を推進するためのインフラを整備する。具体的には、プログラム開発、パンフレット・教材等の作成、高校生・保護者・高校教員等への情報発信、高大連携、調査・評価の実施、効果検証のシステム開発、「産学協働人材育成ネットワーク」の構築、専門人材(コーオプスタッフ)の育成等である。
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