キャリア形成支援教育国際フォーラム

日本におけるコーオプ教育の可能性〜大学教育と新卒採用の新展開〜

 「コーオプ教育(Cooperative Education)」は、日本ではあまり知られていませんが、約100年前に北米で始まり、今や広く世界各国で活発に展開されている産官学が連携したプログラムです。

 諸外国の高等教育機関で広く取り組まれ、大学と企業等が協働し学生を育成するコーオプ教育は、大学教育のみならず、これまでの新卒一括採用という採用システムまでも変革させる可能性があります。

 今回、諸外国のコーオプ教育の実情に詳しく、カナダにおけるコーオプ教育のリーダ的存在であるノラ・マクレイ氏をお招きし、大学教育・マネジメント、さらに新卒採用という観点から、日本におけるコーオプ教育の可能性について参加者の皆さまと一緒に考えてみたいと思います。

日時 2010年2月7日(日)
14:00〜17:30
場所 キャンパスプラザ京都 4階 第4講義室
定員 先着90名(参加費無料)

プログラム

開会挨拶 坂井 東洋男(京都産業大学学長)
紹介 「コーオプ教育のこれまで −WACE及びWILの取り組みを中心として−」
斎藤 敬子氏
世界コーオプ教育協会(WACE)理事、産学連携教育日本フォーラム(WIL)代表理事 株式会社ILCC代表取締役
基調講演 「海外におけるコーオプ教育の現状と効果 −カナダから日本が学べること−」
ノラ・マクレイ 氏
ヴィクトリア大学<カナダ、ブリティッシュ・コロンビア州> コーオプ教育部門全学統括責任者、WACE常任理事
※日本語による通訳があります
報告 「コーオプ教育最新事情 −WACE世界大会(香港2月3日〜5日開催)参加報告−」
田中 寧 氏
京都産業大学 経済学部教授
問題提起 「コーオプ教育がもたらす可能性 −企業の観点、大学の観点−」
企業の観点: 帯野久美子 氏
(株)インターアクトジャパン代表取締役 (社)関西経済同友会常任幹事・大学改革委員会委員長
大学の観点: 松高 政 氏
京都産業大学 全学共通教育センター教授
ディスカッション 「参加者全員ディスカッション」
上記の基調講演、問題提起等を受け、参加者全員で自由に議論をしたいと思います。
総括 川島 啓二氏
国立教育政策研究所 総括研究官
京都産業大学 コーオプ教育研究開発センター学外研究員
お問い合わせ
京都産業大学 コーオプ教育研究開発センター事務室
〒603−8555 京都市北区上賀茂本山
Tel.075-705−1754
Fax.075-705−1939
E-mail:career-kaihatsu-center@star.kyoto-su.ac.jp
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