京都産業大学キャンパスマガジン サギタリウス 2014 Dec. vol.66

ハロー!グローバル&ローカルワーク 全世界に展開する企業を訪問しに行こう!海外フィールド・リサーチ 普通の留学では見られない、“仕事風景”を見たいなら!EBJプログラム 海外で、実際に働いてみよう!海外インターンシップ 町の問題を解決するためには… 町役場でインターンシップ モノづくりで、地域に新しい魅力を。町家で地ビールづくり

GLOBAL 海外で働くために、いま経験しておきたいことって?

“海外で働く”を実体験すること!受け入れ先の日本旅行で「カウンターの向こう側」を体験。

海外インターンシップ 商品開発ではシドニー中を歩き回り、「地元で話題のパンケーキ店」を中心にしたツアーを企画した。ホテルへ電話し宿泊内容などを確認。専門用語も多く、緊張したという。現地ホテルと、全て英語でやりとり!

暮らしも含めて、海外での人生を想像できました。3年次の夏に約4週間、日本旅行シドニー支店で経理事務から商品開発まで一通りの仕事を体験させていただきました。意外に緻密な確認作業が多いことに驚きつつ、企画の楽しさを実感。また現地で暮らす中で、価値観や食生活など様々な面から異文化を体感し、仕事と私生活の両方から「人生」を考えられました。その結果、「日本の良さを海外へ発信し、世界とつながりたい」という自分の志向が明確になり、それがJALパックへの内定にもつながりました。

EBJプログラム 自分からどんどん、"違い"に興味を持つこと 経営学部4 年次生 大原 映里さん( 滋賀県立水口高校出身)異文化が集まるアメリカで、様々な働き方に出合いました。EBJプログラムは、語学と共に経済・経営・法学に関して学べる留学です。私の場合はカリフォルニアで、ショッピングモールや市役所、裁判所、ホテルなどを視察。多様な働き方を知り、既存の企業の働き方が全てではないと感じました。将来は、場所も内容も固定観念に捕らわれない、新しい働き方を作り出したい。そんな夢ができました。

海外フィールド・リサーチ 海外展開する企業に触れてみること 外国語学部3年次生青木 千尋さん(京都府立鳥羽高校出身)現場で聞く、リアルな海外戦略に興味津々でした。1年次の必修プログラムでアメリカのポートランドへ。味の素やNIKEなど全世界へ展開する企業を訪問し、現地担当者から海外進出戦略を伺いました。国ごとに製品仕様や主力製品を変えるなど、企業努力の数々を学べて良かったです。3週間の短期留学でしたが、これをきっかけに海外への興味が深まる人も多いので、他学部の人も短期留学はオススメですよ!

将来、海外で働くために今できることとは?留学の機会にはとにかくチャレンジ!学内では短期語学実習やフィールドリサーチ、学外では海外ボランティアやワーキングホリデーでの留学があります。海外へ行くチャンスがあるのであれば、どんな機会でも積極的にチャレンジしてください。「目的」を持って行くことで、短期でも、あるいは旅行であっても、学べることは多くあります。海外では、積極的に人や情報に触れよう!現地の方とディスカッションをしたり、ニュースを見て日本との発信の違いを確認するなど、積極的に現地文化に触れましょう。語学力やコミュニケーション力が向上したり、異文化理解が深まるなど、得るものは多いと思いますよ。また、留学先国の歴史背景なども学んでおくと、面接での質疑応答の際、回答の幅が広がるのではないでしょうか。

LOCAL 地域で活躍するために、いま経験しておきたいことって?

地域の人の想いを、近くで感じること 谷口さんがインターンシップを体験した井手町役場。

「井手町さくらまつり」ではリーダーを務めた谷口さん。町の人のイベント参加率が高いことから、町の一体感を感じたという。

井手町でインターンシップ 経済学部4年次生谷口 卓哉さん(京都府立園部高校出身)まちづくりへの熱い想いを間近で感じられました。僕はゼミのメンバーと京都府の井手町の活性化を目指して活動してきました。町の人の笑顔がやりがいになり、夏には役場の総務部でインターンシップも体験。電話応対をさせていただき、町の代表として住人と向き合う責任を実感しました。その他、職員の方の仕事に同行することも。災害対応でいち早く出動するなど、町の各所を飛び回る職員の方の背中に、まちづくりへの熱い想いを感じました。またこの活動に取り組みながら、自分はいつも井手町に故郷の南丹市を重ねていたことに気付きました。将来は市職員として働き、ゼミで学んだことを南丹市にも還元したいです。

人との出会いを大切にすること 「京女が作る、京都の食に合うビール」をコンセプトに作られたビール。まろやかな味が人気で、現在は京都のデパートや京都駅、東京の飲食店などで扱われている。 品質管理など、随所で細やかな気配りが必要なビールづくり。女性ならではの強みも生かせると語る三好さん。

地ビール作りを通じて地域と生きる 「町の自慢になる一品」を目指して、京都ならではの味わいを追究しています。ドイツ留学の資金を得るためアルバイトを探していた時、このビール工場の仕事に出会いました。私のドイツ語の知識や京都出身であることが評価され採用になり、ほどなく社員になり、気付けば1年で工場長に。暮らしで何気なく触れていた町の知識が、地域の人との関係づくりに役立ったのには驚きました。学生時代には予想もしなかった分野に挑みながら、どんな学びも出会いも無駄にできないと実感しています。丹念に作ったビールがお客様に喜ばれるうれしさを励みに、新しい京都の魅力の一つとなるようなビールづくりを今後も追究します。 マツヤ株式会社 京都町家麦酒醸造所 工場長三好 ちづ子さん(1997年外国語学部卒)

地域デビューしてみようと思ったら. . . ボランティアセンターに相談してみよう!ボランティアセンターでは、学生の希望に沿ったボランティアや地域での活動を紹介しています。興味はあるけど「どのような活動があるのかわからない」「始め方がわからない」という人は、ぜひ“ボラセン”へお越しください。地域へ出てみよう!地域には、まちづくりに取り組む様々な団体があります。インターネットで募集情報を検索してみたり、社会福祉協議会や青少年活動センター、経験者に話を聴いたりして、積極的に地域とつながってみましょう。

LOCAL グローバル&ローカルな就職 GLOBALLについて教えてください!

Q市町村の公務員を目指すには、どんな対策をすればいいの?A1〜3年次生は筆記試験対策、4年次生は面接対策を。公務員の場合は、まず1次試験の「筆記試験」を突破することが重要です。しっかり対策を。近年は人物重視の自治体も増加しているので、その対策も欠かせません。面接に備えて、自己分析や志望動機もしっかり考えておいてください。

Q企業が求める、「グローバルな人材」って、どういう人? A語学力よりも、異文化への“適応力”が重視されています。 語学力が評価されるのは間違いありませんが、「グローバル人材」としてより求められるのは、「異文化を受け入れる心」を持っていること。抵抗感や偏見を持たず、いつでも誰とでも、交流できること(コミュニケーション力)が大事です。

Q将来は地域に貢献する職業に就きたいのですが、何から始めれば良いの? Aまずは、「どんな風に貢献したいか」という目標を明確にしましょう。まず「自分が地域のどんな問題を解決したいか」をはっきりさせること。それによって地方公務員か地元企業か、目指す就職先が見えてくるはずです。また地方の企業を目指すなら、なるべく多くの情報に触れてほしいですね。例えば地方にも、業界シェア1などの強みを持つ企業もあるので是非調べてください。

Qグローバルな仕事をするには、外資系企業や商社に就職しなければいけない? A今は業種を問わずグローバル展開する企業が増加中。チャンスは広がっています! 外資系企業や商社でチャンスが大きいのはもちろんですが、これらの企業に限らず様々な企業が海外展開しているので、グローバルに働くチャンスは多くなっています。製造業におけるアジアでの製造拠点や金融(銀行)の海外拠点など、フィールドは世界に広がっています。

本学卒業生の38.2%地元就職率はにもなります。近年は学生の「地元」への関心も高く、ここ3年間で、出身地域の企業・公共団体へ就職する学生の割合は平均38.2%となっています。目的は様々ですが、地域の活性化や地域貢献に携わりたいとUターンやIターンを考える学生も増えています。

グローバルに活躍するためには、日本にも目を向けること! 「グローバルな力」を得るためには、「日本を知る」ことも必要です。地理・歴史はもちろん、「世界から見た日本」を理解しましょう。また、図書館の英字新聞を読む、スピーチコンテストに参加するなど、学内でもグローバルな力を養う機会は多くあります。

各企業の さらに詳しい話が聞きたい人は、イベントへG O !

鎌田さんのワンポイントアドバイス!現在の3年次生からエントリーが3月開始に。早めの準備が大切です!2016年度卒業生から、企業へのエントリー開始時期が3月に変更になります。しかし、準備しなければいけないことはこれまでと同じ。つまり、早めに業界・企業研究やOB・OG訪問に取り組み、情報収集しておくことが必須なのです。

業界全体の動きを、その道のプロがレクチャー。業界勉強会(全学年対象)多種多様な業界から採用担当者などが来学。業界の今について教えていただきながら、「働くとは?」「仕事の面白さとは?」など、将来のキャリアについて考えます。【日程】12月8日(月)〜2015年2月25日(水)【時間】日程により異なる【場所】1号館内の各教室※詳細はPOSTや京産ナビで確認してください。【服装】原則スーツ着用申し込みは不要なので、1・2年次生の人も気軽に参加してくださいね。

企業の採用担当者に、気になることを直接聞こう。企業説明会(2016年3月卒業・修了予定者対象)様々な企業から採用担当者などを招き、学内で説明会を実施。「企業の特徴や社風」「求める人物像」などが聞けるのはもちろん、採用担当者にアピールするチャンスにもなるので、積極的に参加しましょう!【日程】2015年3月9日(月)〜3月31日(火)【時間】13:50〜16:00(PRタイム、説明×2回の合計時間)※参加企業などの詳細はPOSTや京産ナビで確認してください。【場所】103教室に集合【服装】原則スーツ着用申し込みは不要です。4月以降も続きますので、今後の案内にも注目してください!

OB・OGの方から、リアルな体験談を!就活祭 学生就職アドバイザーが総力をあげて開催する1月恒例行事「就活祭」。本学卒業生約100名と学生就職アドバイザー62名とのコラボで皆さんの就職活動を力強くバックアップ!「 就活って具体的にどう動いたら…「」実際に働いている方のナマの声を聞きたい…」といった、皆さんの不安や疑問を一気に解決できる企画がたくさん揃っています。また、学内にいながら様々な企業のOB・OG訪問ができる最高のチャンスです。さぁ、今すぐ手帳を開いて1/10に「就活祭」と書き込んでおきましょう!【日時】2015年1月10日(土) 9:00〜17:00【場所】5号館

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