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- Vol.51 輝け！京産大の星
- アトランタ五輪で活躍する谷亮子さんの姿にあこがれ、5歳のときから柔道を開始。小中高と柔道を続け、大学でも迷うことなく柔道部に入りましたが、その直後に難病の網膜色素変性症と診断されました。普通に柔道ができる自信があったので、最初は視覚障害者として扱われることに抵抗もありましたが、周りの勧めなどもあり、昨年11月に東京で開かれた全日本視覚障害者柔道大会の100キロ級に出場。そこで準優勝の成績を収め、4月にトルコで開催される世界大会への出場を決めました。
- 視覚障害者柔道は通常の柔道とは違い、組んだ状態から試合がスタートします。常に組み手の状態で、気を抜く瞬間がないので疲労度が高く、その独特のルールに慣れるのも大変でした。また個人的には今回の大会が大きなケガからの復帰第一戦でもあり、その意味でも結果を出せたのがうれしかったですね。来年の「ロンドン」が最大の目標ですが、今は目の前の世界大会に集中し、全力を出せればと思います。
- K・S・B・京都産業大学放送局に所属しています。活動の一環として、学外コンテストなどにも参加しており、今回はNHKが主催する「ラジオをプロデュース！〜若者が聞きたいラジオはこれだ!!〜」に挑戦しました。これは若者向けのラジオ番組を制作・提案するというもので、自分たちで企画から脚本、演出、出演までのすべてを手がけ、5分間の番組をつくります。私たちは女の子6名のチームで取り組み、心がけたのは女の子らしい番組づくり。「キュンラジ」をタイトルに、女子大生が興味のある恋愛をテーマに取り上げ、理想の告白シチュエーションをラジオドラマ形式で表現しました。その結果、最終選考の8作品に選ばれ、1月10日に放送された番組内でプレゼンテーションをするとともに、作品を流してもらいました。惜しくも最優秀は逃してしまいましたが、今回評価をいただいたことは自信にもなりましたし、今後もさまざまなコンテストにチャレンジしていきたいです。
- 京都の学生が中心となって企画・運営する、関西最大のよさこい祭り「京都さくらよさこい」。今年は「京の心（えがお）はさくら色」をテーマに、京都市街地で延べ183チーム3,800名の踊り子が、満開の桜のもと演舞を披露します。私は実行委員として参加し、企画・営業部門のスタッフとしてイベント全体の流れや公式グッズなどを企画したほか、営業として協賛や後援していただいている企業・団体の方とのやりとりなどを担当しました。普段は京炎そでふれ！サークルの「咲産華（さざんか）」に所属し、踊り子として舞台に立っていますが、今回自分が運営側に回ることで改めて裏方の仕事の大変さを実感。体験を通じて、演者を支えてくださるイベントスタッフの方々への感謝の気持ちも今まで以上に大きくなりました。私は昨年行われた「京都さくらよさこい」を見て踊りを始めましたが、祭りを見た学生が何かを始めるきっかけになるような、そんなイベントにできればと思います。
※第七回京都さくらよさこいは、東日本大震災による被害が甚大であることを踏まえ、開催中止になりました。
- 「京産朝活」というグループで、昨年12月から「おはようハッピー」という活動に取り組んでいます。登校してくる学生たちに「おはようございます！」と元気よく声をかけ、あいさつを交わす活動で、毎朝８時45分から9時の間、バスターミナルから学舎に向かうエスカレーターを上がってすぐの三叉路のところで行っています。私はこれまでに学外のさまざまな学生団体に参加し、活動を通じてアクティブに行動する多くの京産大生に出会ってきました。そんな学生たちも巻き込み、学内でも何か学生生活を充実させる活動ができないかと考えたことが、「京産朝活」を始めたきっかけです。
- 実際にやってみると、朝から笑顔で元気よく声を発するというのは、想像以上に気持ちのいいものであることを実感。4月からも活動を継続し、仲間の数を増やして内容をより充実させていければと思っているので、興味のある方はいつでも気軽にお声かけください！
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