京都産業大学 キャンパスマガジン サギタリウス VOL.47
Portrait
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育成型クラブをチーム方針に、地元の子どもをプロ選手に育てる。
2010年の1月1日付けで、サッカーJリーグ1部(J1)の京都サンガF.C.を運営する京都パープルサンガの社長に就任した今井さん。「2008年に再昇格し、今期は初めて3年連続でJ1で戦う大事な年。アジアチャンピオンズリーグ出場権が与えられる3位までに入ることを目標に、最低でも7位以上をめざしています」。 また、2006年からは地元選手の育成プロジェクトをスタート。3期生からはプロとしてトップ登録された選手が出るなど、ようやく成果が出始めた。「京都や滋賀などの子どもたちを育て、彼らがプロになり活躍することで、地元の方もより一層盛り上がります。育成型クラブとしてJ1チャンピオンをめざすことをチームの基本方針とし、今後も子どもたちの育成には力を入れていこうと思っています」。
チームの運営を通じて、スポーツ文化を広めていく。
関係団体やスポンサーの企業、行政、京都府下の学校、後援会など、チームを支えてくれる数多くの人たちと会うのもチーム代表としての大切な仕事。「そのことも含め、ボランティアスタッフはチームにとって、とても大きな存在です。チケットのもぎりやスタジアムの清掃など、1試合に毎回80〜100人の方々が参加してくれているんですよ」。スポーツ文化の根底には「見る、する、支える」という考えがあり、無償でチームの運営にかかわる中で「支える」という部分を担ってくれる人々の存在を目の当たりにしたとき、真のスポーツ文化に触れたような気がしたという今井さん。「ボランティアスタッフの皆さんと実際にお会いしたときには、感謝の気持ちでいっぱいになりました。サンガを通じて、今後も京都へのスポーツ文化の浸透に貢献できればと思いますね」。
「西京極劇場」をコンセプトにスタジアム周辺を演出。
今期のホームゲームでの観客来場者数の目標は30万人。「西京極劇場」をコンセプトに掲げ、試合当日は西京極総合運動公園内のスタジアム周辺が、さまざまなアトラクションやイベントで演出される。「キッズパークやサッカー検定、特設ステージでのパフォーマンスなど、子どもからお年寄りの方まで楽しんでいただける催しを数多く用意しています」。また、小学生の女の子を対象としたチアスクールも昨年開講し、その生徒たちが試合前に元気いっぱいのチアリーディングを披露してくれる。「そのほか、区民デーを設けて試合へのご招待やチケットの割引を行ったり、今後も地域の方たちと一体となってチームを盛り上げていければと思います。サッカーは、特にテレビで観るのとは違った楽しさ、迫力を味わえますので、ぜひ一度スタジアムに足を向けてみてください」。
試合当日、西京極総合運動公園内のスタジアム周辺には、試合開始の3時間ほど前から多くの人が集まってきます。そこではさまざまなイベントやパフォーマンスが行われます。そこで、観客の皆さんを盛り上げてくれる
京産大生のパフォーマーを大募集!
バンド、ダンス、大道芸など、ジャンルは何でもかまいませんので、クラブやサークルの日頃の成果を発表するチャンスです!! 我こそはという方は、
京都パープルサンガの営業企画課(TEL.0774-55-7603)までご連絡ください。
3月7日に今シーズンの開幕を迎えた京都サンガF.C.。4月〜5月のホームゲーム(西京極スタジアム)の日程は

4/10(土)名古屋グランパス
4/24(土)モンテディオ山形
5/5(水・祝)清水エスパルス

4/24(土)モンテディオ山形戦のチケットを先着で100名の京産大生にプレゼント!
スタジアムで京都サンガF.C.を応援し、ナマで観るサッカーの楽しさを体感してください。ご希望の方は学生部窓口まで(4/7(水)〜なくなり次第終了)
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