英語教育科目・結果分析・改善計画(平成26年度 秋学期)

授業アンケート結果分析及び改善計画報告

1.結果の総評

 昨年度は、新カリキュラムがスタートしての2年目であり、実際に学生達がどう感じているかを調査した。「目標を持って受講した」か、「成長を実感した」かという設問に対し、全体的には約70%の受講生が「強くそう思う」「そう思う」と回答し、また20人クラスの設定に関しては100%近くが肯定的な評価をした。満足度も日本人クラスが70%、ネイティブクラスが80%超あり、全体的に必修英語プログラムの目的は学生達にも理解され一定の評価を得ていると言えるだろう。

2.授業アンケートにみられる本学部授業の課題

 おおむね高評価を得たが、日本人クラスの中で基礎レベルが、「目標を持って受講した」か、「成長を実感した」か、「満足している」かという設問に対し、その他のレベル(初級・中級・上級)よりも約20%近く低い評価となっている。
 また、「予習復習を十分に行った」かという設問に対しては、日本人クラスでは約40%、ネイティブクラスでは約30%が「強くそう思う」「そう思う」と回答しており、つまり60〜70%の学生が十分に予習復習をしていないことになる。

3.2の各項目についての改善計画

 基礎レベルに関しては、英語が嫌い・苦手意識が強い学生が多いため、このレベルの学生達の満足度を高めるのは難しいと予想されるが、学生にとって楽でお遊びのような授業にすることなく、満足度を少しでも高めるためにできることを検討する。
 予習復習に関しては、単に「あまりやっていない」ということなのか、「自分なりにやってはいるが、十分だとは思っていない」ということなのか、実態を確認し、もし前者であれば、やはり授業等で予習復習の重要性を周知徹底していく必要がある。

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