結果分析・授業計画/改善に向けての取り組み(平成25年度 秋学期)

1.結果の総評

 春学期同様、人間科学教育科目のうち、体系的な履修を目的として今年度から開講された「基本科目」を対象として、「学習成果実感調査」を行った。回答率は、春学期よりも低下傾向にあるが、春学期と異なり、再履修の学生が存在することなどがその理由として考えられる。

 中身を見ると、「学びの面白さを感じたか」「自らの成長を実感することができたか」「この講義に満足したか」という問いに対する回答の平均は、春学期は概ね3を超えており全体として、基本科目の教育目的は一定程度達成されていると評価できるものであったが、今回は、さらに、それよりも高い傾向が見られる。

2.調査結果にみられる本学部授業の課題

 春学期には、履修者数が300人を超えているか否かと、上述の3つの問いに対する回答とには、相関が見られた。今回は、そもそも300人を超える大人数講義が心理学以外には1クラスしかなく、他方で、満足度等のスコアが高くなっていることは、履修者数を制限することが教育効果を高めることを示唆しているように思われる。

 ただし、「課題のための時間を含めて、予習復習を十分に行った」かという設問に対する回答は、春学期同様、平均で3をかなり下回っている。

3.2の各項目についての改善計画

 履修者数については、従来、600人を上限として履修制限をかけてきたが、平成26年度からは300人を上限とすることがすでに決定されている。今回、春学期よりも全体として評価が高くなっているのが、受講者数が少なかったことによるものなのか、26年度の学習成果実感調査の結果を踏まえて分析し、さらなる改善のための手がかりを得ることにしたい。

 また、予習復習の時間の少なさについては、26年度から、シラバスに「準備学習(事前・事後学習)」の詳細な記載がなされるようになったので、それによって向上が見られるか、こちらも26年度の学習成果実感調査の結果を踏まえて分析し、さらなる改善のための手がかりを得ることにしたい。