大学生活と進路選択結果分析・授業計画/改善に向けての取り組み(平成26年度 春学期)

1.結果の総評

  • 学生理解度、満足度共80%後半の数字となった。全体的には、本授業の目的はおおむね果たせていると考えられる。
  • 目標設定や課題解決という内容について、学生の理解に課題があった(難度が高い)。講義の進め方や事例の示し方など、後期運営に反映させながら、担当者間の議論を深めるため継続的な検討を行う。

2.調査結果にみられる本学部授業の課題

  • テキストの内容が2年生には難しいため、深めることが困難であったとの担当者の意見があった。人数が少なければ、個別フォローが可能であるが、120名という大人数運営であることを踏まえた対応が必要である。
  • 中間レポート作成を2回取るため、授業後半の運営が早い展開となる。学生の理解度のことを考えると見直しが必要ではないかとの意見があった。
  • マークカードを使用した出席状況の把握について、事務スタッフの負担を軽減し、授業の円滑化と適正な講義時間確保を図る必要がある。受講生の平常点を把握できる工夫などの改善を検討していく。

3. 2.の各項目についての改善計画

  • テキスト内容のわかりやすいアプローチ法や事例を、後期に検討して資料にすることで、次年度に活かすことを検討したい。
  • 中間レポートについては、学生がじっくりと考え、講師がフォローできるよう2回取っていたが、120名体制での全員フォローが難しいため、1回で行うことを検討する。その分、後半授業を深めることに活用したい。
  • マークカードは取りやめる方向で検討する。代替案として学生証での認証データの他、小単元ごとのレポート提出、または出席していないと記入できないレポート内容の検討等、見直しを図りたい。
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