学生FDサミット 2014春に参加しました!

 3月8日、9日に東洋大学で開催された学生FDサミット2014春に参加した。初日は他大学の活動の紹介、複数の分科会を自由に行き来できる分科祭、懇親会があった。2日目は学生、教職員合同で行うしゃべり場、学生FD活動の今後の方向性について考えるファイナルセッションがあった。私は今後の自分の活動の参考になると思い、FD活動についての情報交換や、他大学との交流を目的として参加した。

 初日の他大学の活動紹介では日本大学と筑波大学の紹介があった。日本大学では「日本大学学生FD CHAmmiT2013」というイベントについての説明があった。このイベントでは日本大学の全学部から人を集めて、学生FDについて寸劇で説明したり、学部や教職員を混ぜてしゃべり場を行っている。イベント開催までの概要や今後の話しを聞けて他大学もイベントでは苦労していることがよくわかった。
 次の筑波大学では「BRIDGE」というお勧めの授業を紹介する冊子についての説明があった。これは他学部の授業を受けることができるという制度を活かすために作られた冊子で、学生目線で話しの聞きやすさ、質問のしやすさ、先生の熱意が書かれている。授業を担当する教員からのメッセージも書かれている。だが、問題点があって、広報がうまく出来ていなくて、学内にあまり知られていない。冊子も図書館や学部の棟などの一部にしか置いておらず、学生全員に見られているかは定かではない。
 この二つの活動紹介を聞いて思ったのは、広報が上手くできていないと思った。せっかく、イベントをやったり、冊子を作っても、それを知ってもらわければ意味がないので、燦の活動でも注目して考えなければならないと思った。

 昼から行われたのは分科祭だった。この企画は複数の分科会をほぼ同時に行い自由に見回れるものだが、前半はその中でも「ディベート(仮)」という企画に、今後の自分のFD活動の参考になると思い参加した。この企画はディベート形式で、テーマに沿ってお互いに主張するものだった。テーマはアクティブラーニングかパッシブラーニングのどちらがよいかというもので、白熱した議論にはなったが、論点がずれることがあったので、自分の活動として行う時はテーマの設定を細かく決めたり、進行をしっかりさせなければならないと思った。

 次の日は学生、教員職員合同でテーマ別しゃべり場をした。私が参加したしゃべり場は学生FD活動についてというテーマで行った。私以外の参加者は学生FD活動を始めて間もない人たちばかりだったので、自分のことを話すが多かったが、自分の経験を振り返る良い機会となった。  そして、最後に大学のホールでファイナルセッションが行われた。ここでは様々な立場の人が登壇して学生FDについて話すものだった。ここでの話しを聞いて学生FDの現在の立場や方向性を色んな角度から聞けたので、私たちの学生FD活動でイベントをするだけではなく、違う方法で授業改善や大学改善していくという考え方に考え直すことができた。

 今回参加してみて、他大学の活動を知ることができ、私たちの今後の活動への参考になった。また、分科会で行われた企画の中にディベートがあったので、それを参考にして学生と教員とで授業に関してのディベートをする企画をして、授業改善へつながるようにしたい。

経営学部 2年次 徳田 義貴

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