「京都産業大学FD/SDに関する教職員意識調査」結果報告会 実施報告

 教育支援研究開発センターでは、「『京都産業大学FD/SDに関する教職員意識調査』結果報告会」を開催し、52名の教職員が参加した。

 この報告会は、平成23年2月に実施した「京都産業大学FD/SDに関する教職員意識調査」(企画実施:教育支援研究開発センター 高等教育調査・研究ワーキンググループ)に関する調査結果がまとまったため、その結果内容を報告し、関連する重要な次の3点について教員・職員間で共有することを目的とし実施した。

  1. 教育改善・改革に関する、本学教職員の意識の特色や傾向
  2. 大学基準協会 認証評価第二サイクルの変更点との関連性
  3. 3つのポリシーをフレームワークとする教育の質保証の方向性

 以上3点について、教育支援研究開発センターから報告・解説を行った後、教員・職員混合のグループに分かれて、まず、各自が感じたことを「気づき」「要望」「質問」「その他」の4つのカテゴリ別に付箋に書き出して、グループ内で共有・意見交換を行い、最後に参加者全体で意見の共有・交換を行った。

 参加した職員からは、「これまでの主観的な印象やイメージが、客観的な数値として表されたのは大きな前進だと思う。」「産大を変えなきゃ、産大を良くしたいという認識を、ほとんどの職員は持っている。今回の参加で、この気持ちを実際の行動に移していきたいと感じた。」「これまで、このような報告会という場があまりなかったので、新鮮味があった。これがいろいろなことで継続的に続けば、新たな風土ができるのではないか。」「短時間ではあったが、意見・要望等が集まったと思う。これらと調査結果を踏まえ、指摘された課題の解決策や大学としての方向性をまとめ、提言してはどうか。」といった感想・意見があった。

日時 平成23年11月16日(水)17時〜18時
内容 1)教職員意識調査結果報告
  1. 回答者属性(勤続年数別、所属別、職位別回答者数(回答率))
  2. 本学教職員の興味関心
  3. 本学の教育/大学職員能力向上に関する問題点
  4. 本学教員の「FDに関心がない理由」
  5. 本学教職員からのFD/SD関連イベント・施策の評価
  6. 本学教職員の教育・職務に関するモチベーション
2)3つのポリシー等と認証評価第二サイクル変更点のポイント解説
3)グループでの共有・意見交換
4)参加者全体での共有・意見交換
場所 10505会議室(10号館5階)
対象 本学教職員
参加者数 52名(内訳:教員15名、職員37名)

  • 52名の教職員が参加

  • 教員・職員、所属、職位を超えて意見交換
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