平成27年度第2回ティーチング・アシスタント(TA)研修会開催

 9月30日(水)、平成27年度秋学期のTA活動に備え、教育支援研究開発センター主催で「第2回ティーチング・アシスタント(TA)研修会」が開催され、春学期にTAを担当した院生のほか、秋学期に新たにTAを担当する院生も含め32名が研修に参加した。

 今回のTA研修会では、TAの教育能力やモチベーションの向上を目的として、春学期のTA活動の振り返りと、TA同士のノウハウの交換、また理想とする授業支援などについて意見の交換が行われた。

 小林満教育支援研究開発センター長からの開会挨拶の後、学長室(教育支援研究開発担当)の山内尚子課長補佐より、春学期に実施された「TAに関する実態・実感調査」結果の話題提供があり、その後、文系学部と理系学部毎にTA経験者・新規TAがグループに分かれ、職員ファシリテータと共にグループディスカッションが行われた。

 TA経験者のグループでは、春学期に「私が支援した授業」について「嬉しかったとき」「残念に思うとき」、「ここで困った!授業支援」などのカードを使って振り返りを行い、学部学生への授業支援のやり甲斐や課題の共有、授業支援のノウハウなどについて意見交換を行った。また新規採用TAのグループでは、自らが学部学生の頃に目にしたTAのエピソードを交えて、理想とするTAについて意見交換を行い、TAを始めるに当たっての心配や不安なども話し合った。ディスカッション終了後、「TA業務で私が受講生のために大事にしたいこと」を各自が一言にまとめ、表明し合った。

 参加したTAからは、「学生との距離感の保ち方について気づきが得られた」や「自分のがんばりたいこと、気をつけたいことを再確認できた」などの声が寄せられた。

 本研修会の模様や意見交換の内容は、後日『CERADES News』(教育支援研究開発センターニュース)などに取りまとめ、今後のTA活動の一助となるよう発信を行う。

日時 平成27年9月30日(水)14:00〜15:30
場所 神山ホール3F第1セミナー室
対象 平成27年度春学期TA担当者及び、秋学期にTAとして採用される大学院生
参加者 43名(内訳:TA 32名、教員2名、職員9名)
内容 14:00〜14:05
(15分)
1. 開会挨拶
小林 満(教育支援研究開発センター長・外国語学部教授)
14:05〜14:20
(15分)
第1部:「TAに関する実態・実感調査」結果の共有
報告:山内 尚子(学長室・教育支援研究開発担当)
概要:平成27年度春学期に実施された「TAに関する実態・実感調査」の分析結果がTAの支援を受ける学部生のコメントと共に紹介され、共有が図られた。
15:15〜15:20
(5分)
第2部:
全体進行:中沢 正江(学長室・教育支援研究開発担当)
概要:文系学部と理系学部毎にTA経験者・新規TAに分かれ、職員ファシリテータと共にグループディスカッションが行われ、春学期のTA活動の振り返りや、TA同士のノウハウの交換、理想とするTAなどについて意見交換が行われた。
15:25〜15:30
(5分)
開会挨拶
中村 暢宏(教育支援研究開発副センター長・総合生命科学部教授)
  • TAのやりがいや、授業を支援する際の課題など意見を交換

  • 各グループのファシリテータとして教育支援研究開発センター職員が参加

  • 「TA業務で私が受講生のために大事にしたいこと」を参加者が共有

PAGE TOP