平成27年度第1回ティーチングアシスタント(TA)研修会開催

 4月6日、12号館にてティーチングアシスタント(以下、TA)研修会が開催され、平成27年度春学期担当TA約56人、同TA配置科目の担当教員約57人が参加した。

 本学のTA制度は、平成26年度に、①学部教育の充実を図ること、②将来教育研究の指導者となる大学院生の自己成長を促すことを主な目的とし、制度が再構築された。今回の研修会は、新しく始動したTA制度を効果的に運営し、TA制度の活用をはかることを目的に実施された。

 小林 武教学センター長の開会挨拶の後、「第1部TAガイダンス」では、TA制度の概要説明およびTA業務にあたっての心構えが説明された。続いて「第2部グループワーク」では、教員、職員、TAが、所属・分野を越えて、現状のTAの役割の確認や学部教育の充実に向けたTAの役割を考えるためのセッションが展開され、TAを採用してよかったこと、TAになってよかったことなどについて、活発な意見交換が行われた。担当教員からは、「これまではTAの負担になるのではないかという遠慮があったが、TAが事前に学んで授業に臨むということに前向きだと知って、とても参考になった」という声が聞かれた。

 最後に、各グループの成果発表として全体への共有が図られると共に、今後改善が望まれる点などの具体的な意見も出され、有意義な研修となった。

日時 平成27年4月6日(月)14:00〜16:30
場所 第1部:12号館12502教室
第2部:12号館12402教室・12403教室
参加者 113名(内訳:平成27年度春学期担当TA約56人、同TA配置科目の担当教員約57人)
主催 教学センター、教育支援研究開発センター、大学院事務室
協力 共通教育推進機構 F工房、学生ファシリテータ、ラーニングコモンズ学生スタッフ、学生FDスタッフAC燦
内容 14:00〜14:05
(5分)
1.開会挨拶
小林 武(教学センター長)
14:05〜14:45
(40分)
【第1部 TAガイダンス】(教学センター)
  1. TA制度の概要説明
     ①TA制度の目的
     ②TA業務の内容と範囲
     ③TAに期待される役割
     ④PDCAサイクルを意識した制度改善
  2. TA業務にあたっての心構え
     ①期待される役割に応じた行動
     ②守秘義務
     ③個人情報保護とハラスメント
14:45〜14:50
(5分)
質疑応答
14:50〜15:00
(10分)
休憩(移動)
15:00〜16:20
(80分)
【第2部 TA研修】(教育支援研究開発センター)
コーディネーター:
山内 尚子(学長室 課長補佐)
雨宮 ゆり(学長室 教育支援研究開発担当)
ファシリテータ:
学生ファシリテータ、ラーニングコモンズ学生スタッフ、学生FDスタッフAC燦
  1.全体説明(10分)
第2部の趣旨・到達目標・進行について説明する。
  2.グループワーク(70分)
  1. アイスブレイク:メンバーの自己紹介をする。
  2. ブレインストーミング:現状のTAの役割を確認する。
  3. まとめ:学部教育の充実に向けたTAの役割を考える。
  4. 全体共有:グループワークの成果を発表する。
  5. 振り返り:新学期から自分にできることを考える。
16:20〜16:25
(5分)
閉会挨拶 小林 満(教育支援研究開発センター長)
16:25〜16:30
(5分)
アンケート記入
  • TAガイダンス

  • グループワークの様子

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