第1回新任教員研修会開催

 4月5日(金)、教育支援研究開発センター主催で「第1回新任教員研修会」を開催し、新任教員16名を含む本学教職員30名が参加した。

 今回の新任教員研修会の目的を次の2つとし、企画・実施した。

  1. 新任教員が、京都産業大学の教育や学生の特徴を知り、今後の教育活動の参考とする
  2. 新任教員が、双方向性を中核としたプログラムを体験することで、組織的共同作業としてのFDを体験する

 藤岡 一郎学長からの開会挨拶の後、耳野 健二学長特命補佐より、「京都産業大学の教育の特色」をテーマに、本学の建学の精神や、教育の質の保証に関する本学での組織的・体系的取組(3つのポリシー、学習成果実感調査等の各種FD活動)について紹介があった。

 続いて、2名の先輩若手教員(藤野 敦子経済学部准教授、玉田 春昭コンピュータ理工学部准教授)から、「本学の学生の特徴(気質)」を挙げながら、各自の授業でモットーにしていることや、授業運営上工夫している点等について実践事例を紹介した。

 その後、4グループ(1グループを新任教員と先輩教員(ファシリテータ)の7名で編成)に分かれて、実践報告の内容を基に、私語対策や障がい学生への対応、前任校との印象の違い等について自由に意見交換が行われた。

 本研修会にて新任教員―先輩教員間で行われた意見交換の内容は、後日Q&A方式でティップス集にまとめ、新任教員へ配布し、授業等で活用してもらう予定である。

日時 平成25年4月5日(金)10:30〜12:00
場所 10506中会議室(10号館5階)
対象 平成25年度 新規採用教員
参加者数 30名(教員23名(うち新規採用教員16名)、職員7名)
内容 10:30〜10:35
(5分)
1.開会挨拶 藤岡学長(学長)
10:35〜10:45(10分) 【概論】耳野 健二(学長特命補佐・法学部教授)
「京都産業大学の教育の特色」
・京都産業大学におけるFD活動の概要
・研修の趣旨
・プログラムの説明
10:45〜11:55
(70分)
【実践報告とグループ討議】
「先輩」若手教員による実践報告
(1)実践報告
・報告①文系学部(15分):
報告者 藤野 敦子(経済学部准教授)
・報告②理系学部(15分):
報告者 玉田 春昭(コンピュータ理工学部准教授)
・質疑応答(5分)
(2)グループ討議(35分)
・実践報告を手掛かりとしつつ、授業運営の基本技術について、グループ討議を通じて「先輩」教員等と話しあう。
11:55〜12:00
(5分)
閉会挨拶 大城副学長・教育支援研究開発センター長
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