平成26年度「第1回全学FD/SD研修会」
(英語によるアカデミックライティングの手法に関するFD/SD)開催

 5月7日(水)、教育支援研究開発センター主催で「第1回全学FD/SD研修会」を開催し、本学教職員と学生の計36人(教員:13人、職員:10人、大学院生:10人、学部生:3人)が参加した。

 今回の研修会は、平成24年度に採択された「経済社会の発展を牽引するグローバル人材育成支援(旧称:グローバル人材育成推進事業)」において、英語による授業科目数の増加や、事務職員の英語力向上が目標の一つとして掲げられていることから、英語によるアカデミックライティング力の向上を目的として開催した。

 佐藤賢一教育支援研究開発センター長からの開会挨拶の後、『社会科学系のための英語研究論文の書き方―執筆から発表・投稿までの基礎知識』(2010年2月:ミネルヴァ書房)の著者である石井クンツ昌子氏(お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科教授)に、英語研究論文を執筆する際に留意すべき点や、日本人が陥りやすい文法上の誤り等を紹介していただいた。レクチャーと合わせて、実際に要旨のサンプルを修正しピアレビューを行うプラクティスの時間も設けられ、参加者が今後苦手意識を払拭し、日常的に英語に触れていくための足がかりとなった。

 研修会の最後の質疑応答では、参加者から英語研究論文の執筆に向けた準備の仕方についてや、良質な英語研究論文を書くためのアドバイスに関する質問が寄せられ、石井氏からアイデアマッピングとタイムラインの作成の重要性や、英語研究論文を声に出して読み、論文の構成や文法の型を吸収していく方法が提示された。

 研修会終了後回収したふりかえりシートには、「実践的な内容であった」、「今後英語研究論文を執筆するきっかけとしたい」等の意見が寄せられた。

日時 平成26年5月7日(水)13:15〜15:15
12:45〜13:15 (30分) 受付
13:15〜13:20 (5分) 1.開会挨拶
佐藤 賢一(教育支援研究開発センター長・総合生命科学部教授)
13:20〜15:10 (110分) 2.レクチャー&プラクティス
・テーマ:「英語によるアカデミックライティングの基礎講座」
・概要:英語で研究論文を作成する際に留意すべき論文の構成や陥りやすい文法上の誤り等を紹介しながら、実践練習を通して、執筆から発表・投稿までの基礎知識を習得・再認識する。
・講演者:石井クンツ昌子氏(お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科教授)
専門分野:家族社会学、ジェンダー社会学、社会心理学、社会学調査・統計
15:10〜15:15 (5分) 3.閉会挨拶
山口 亮子(教育支援研究開発センター副センター長・法学部教授)
場所 ラーニングコモンズ パフォーミングスペース(雄飛館2階)
対象 本学教職員、学生(大学院生を含む)
参加者数 36名(教員:13名、職員:10名、院生:10名、学部生:3名)
  • 佐藤賢一教育支援研究開発センター長による開会挨拶

  • 参加者の専門分野を超えてグループワークが行われた

  • 講演者‐参加者間での和やかな雰囲気のもと
    グループワークの結果が共有された

お問合せ

京都産業大学 学長室(教育支援研究開発担当)
E-mail:kyoiku-shien-center@star.kyoto-su.ac.jp
Tel.075-705-1729

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