第2回 全学FD/SD研修会(ゼミ・研究室の活性化)

 12月25日、教育支援研究開発センター主催「第2回全学FD/SD研修会」が開催された。
 参加者との対話を促進する雰囲気作りを重視し、図書館ホールに設けられたパイロット版ラーニングコモンズを会場に実施され、本学教職員32名が参加した。

 今回は、ゼミ・研究室の活性化をテーマに、ゼミおよび大学院教育における研究指導等の両方に焦点をあて、ノウハウの蓄積や共有化がされにくい現状にあるゼミ・大学院での授業の教授法や研究室指導について、指摘される問題点等を名古屋大学の事例を参考にしながら、講演者・参加者間で意見交換を行った。

 大城光正副学長からの開会挨拶の後、「ゼミ・研究室の活性化」をテーマに、近田政博 名古屋大学高等教育センター 准教授が講演し、名古屋大学での取組みを紹介した。
 続いて、佐藤 賢一 教育支援研究開発センター 副センター長がコーディネート役となり、参加者から寄せられた質問について参加者間で意見交換が行われた。

 個別指導で生じる「教員と学生間のギャップ」について参加者間で発見が得られ、ゼミ・研究室を活性化させるために取り組みたいことを各自「振り返りシート」に記入した。

 本研修会での教員間の意見交換内容は、今後のゼミ・研究室活動の活性化の一助となるよう、本センターでリーフレットにまとめ、教員へ配布する。

日時 平成25年12月25日(水)15:00〜17:00
15:00〜15:05 (5分) 1.開会挨拶 大城光正副学長・教育支援研究開発センター長
15:05〜15:55 (50分) 2.講演
・講演者:近田政博氏(名古屋大学高等教育研究センター准教授)
・テーマ:ゼミ・研究室活動の活性化―名古屋大学での取組を例に―
15:55〜16:05 (10分) 3.休憩・「質問シート」記入・回収
16:05〜16:55 (50分) 4.質疑応答・ディスカッション
・概要:参加申込み時および「質問シート」にて寄せられた講演者への質問や、ゼミ・研究室における指導で参加者が抱えている問題、学生と教員間の意識のギャップ等について、講演者および参加者間で意見交換を行う。
・登壇者:近田政博氏(名古屋大学高等教育研究センター准教授)
・コーディネーター:佐藤賢一教育支援研究開発センター副センター長
16:55〜17:00 (5分) 5.閉会挨拶 佐藤賢一教育支援研究開発センター副センター長
場所 京都産業大学 図書館ホール
対象 本学教職員
主催 教育支援研究開発センター
参加者 32名(内訳:教員20名、職員12名)
  • 名古屋大学・近田先生の講演

  • 講演者‐参加者間での意見交換会

お問合せ

京都産業大学 学長室(教育支援研究開発担当)
E-mail:kyoiku-shien-center@star.kyoto-su.ac.jp
Tel.075-705-1729

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