第1回全学FD/SD研修会(障がい学生支援)開催

 9月25日(水)、教育支援研究開発センター、ボランティアセンター共催で、平成25年度第1回全学FD/SD研修会(障がい学生支援に関するFD/SD)を開催し、本学教職員40名が参加した。

 研修会では、藤岡一郎学長による開会挨拶の後、井上友裕ボランティアセンター事務室課員より、「障がい学生支援に関する全国的な状況と本学での支援について」をテーマに、「発達障害者支援法(平成17年度施行)」をはじめとする法律の整備状況や、本学の障がい学生の受け入れ状況および支援体制の現状と課題について講演した。
 ワークセッションでは、実際に授業や窓口応対で障がい学生への支援を行っている教職員3名が、失敗談や大学への提案を交えながら、具体的な支援方法、工夫している点等について語った。

 参加者からは、「具体的な授業での実践事例が聴けてよかった。ボランティアセンター以外にも、教学センターが障がい学生の窓口になっているとは知らなかった。」「本人と教員といった個々の関わりにとどまらず、周りの学生・教職員を巻き込み、大学全体で取り組んでいくことが重要だと感じた。」等といった意見が寄せられた。

 今回の研修会の内容は、後日、リーフレットやホームページ等で報告を行う他、本テーマについては、今後も引き続き、学内で情報共有・意見交換を行っていく予定である。

日時 平成25年9月25日(水)13:00〜15:00
内容 13:00〜13:05 (5分) 1.開会挨拶
藤岡一郎学長
13:05〜13:50 (45分) 2.講演・質疑応答
  • 講演者:井上 友裕(ボランティアセンター事務室)
  • テーマ:障がい学生支援に関する全国的な状況と本学での支援について
13:50〜13:55 (5分) 3.休憩
13:55〜14:55 (60分) 4.ワークセッション
  • 概要:実際に障害のある学生の支援に関して日頃からご協力いただいている本学教職員に話題提供をお願いし、具体的な支援方法や工夫していること、または支援での悩み等を自由に話してもらい、参加者と情報共有・意見交換を行う。
  • 話題提供内容・話題提供者
    ①「こだわり」が強い学生(発達障害)への実験指導
     赤ア 孝文 コンピュータ理工学部准教授
    ②論述やプレゼンテーションの作成が苦手な学生(発達障害)への英語プレゼンテーション指導
     ウォン ジェイムズ グンリャン 共通教育推進機構准教授
    ③障害のある学生の窓口対応
     本城 布美子(教学センター)
     垂門 伸幸(教学センター)
  • コーディネーター:
    佐藤賢一教育支援研究開発センター副センター長
14:55〜15:00 (5分) 5.閉会挨拶
  • 大城光正副学長・教育支援研究開発センター長・
    ボランティアセンター長
場所 京都産業大学 12403教室(12号館4階)
参加者数 計40名(内訳:教員21名、職員19名)
主催 教育支援研究開発センター、ボランティアセンター

  • 藤岡学長による開会挨拶

  • クイズも交えながら障がい学生支援の現状と
    課題について講演する井上氏
お問合せ

京都産業大学 学長室(教育支援研究開発担当)
E-mail:kyoiku-shien-center@star.kyoto-su.ac.jp
Tel.075-705-1729

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