法学部1年次生「法政策基礎リサーチ」合同発表会開催

2021.01.14

「法政策基礎リサーチ」(法政策学科1年次秋学期配当)のクラス合同発表会(Change Makers Summit)が12月23日(水)、真理館の各教室において開催され、全29チームが参加しました。この日は5つのクラスの合同発表会を実施しました。今回はオンラインでのポスターセッション方式を採用しました。受講生の半分が自分の班が調査した、現代日本社会が抱えるさまざまな課題についての現状と問題点、そして政策提言について、班ごとに設置されたオンラインのミーティング(会議室)の中で発表をしました。残りの半分の受講生が発表を聞き、質問をしました。これを交代で12ターン繰り返すことで、自分が所属するクラス以外の発表に触れることができます。
およそ3時間の間、会場のあちこちで熱のこもった発表、質疑応答の声が響き渡りました。表彰式では、5クラスを通じての最多得票賞、クラスごとの最多得票賞、そしてSA賞などの受賞チームが発表されて、盛況のうちに発表会は終了しました。

参加した各班の発表テーマ(一部)

  • 観光と情報化
  • 災害時の情報発信
  • コロナ以降の持続可能な観光対策
  • 障がい者雇用について
  • 外国人労働者問題
  • 新産業の創造

参加した学生のコメント

  • オンラインでの合同発表会であり、最初は不安が大きかったが、徐々に発表がスムーズにできるようになり、質問をしたり答えたりできるようになっていけたので良かったです。
  • 他のクラスの政策提言を聞くことができる貴重な機会だったので、とても良い合同発表会だったと思います。各班が今の日本の問題を取り上げ、それに対するオリジナルの政策を聞くことができたこともあり、楽しかったです。
  • 合同発表では色々なテーマでの発表があったけれど、パワーポイントや対策を見たら、どの班も同じように、多くの時間をかけて調べたということが伝わってくる発表でした。オンラインだったけれど、同じ授業を受けている同級生の発表を聞く機会があって、とても勉強になったので良かったです。
  • 質疑応答では、クラス内の発表会では無かったような鋭い切り口での質問もあった。いろんな性格を持った班の発表を見ることができて、とても勉強になったし、これからのゼミでの発表などに生かしていきたい。
  • 他クラスの発表を聞くのが初めてだから当たり前なのかも知れないけれど、「へぇ~」と思うような発表ばかりでとても新鮮だった。

法政策基礎リサーチについて

政策に関する基礎知識をレクチャーすることを通じて理解するとともに、グループ学習によって調査分析する力、対策案をデザインする力、コミュニケーションの力を習得します。つまり問題を解決してより良い状況を作り出す「変革者(Change Maker)」となるための、基礎的な能力を身に つける科目です。
また、1クラスあたりに5~10名ほどの先輩学生であるSA(スチューデント・アシスタント)が受講生の学習を支援するのも大きな特徴です。
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