法学部 高嶌ゼミ&坂東ゼミが「第27回インターカレッジ民法討論会」でダブル受賞!

2021.01.13

2020年12月13日、法学部の高嶌ゼミと坂東ゼミが、オンラインで開催された「第27回インターカレッジ民法討論会」に出場しました。インターカレッジ民法討論会とは、全国の大学の民法ゼミが一堂に会して、法律の解釈・適用の正確さや質疑応答の的確さを競う大会であり、27年間にわたって開催されている歴史ある討論会です。

本大会は、毎年、龍谷大学で開催されてきましたが、今年は新型コロナウイルス感染症のため、Zoomを用いてオンライン開催されました。全国規模で行われる討論会のオンライン開催はわが国では初めての試みであると思われますが、龍谷大学若林ゼミの皆さんのご協力を賜れたこともあり、例年通り、九州大学、早稲田大学、慶應義塾大学、法政大学など、日本全国から多くの民法ゼミが出場し、悪徳業者にマンションを貸してトラブルが生じたという事例問題を素材として、熱い戦いを繰り広げました。

とりわけ今年度は、本大会に向けて両ゼミ生が毎日夜遅くまで準備に励んだ結果、高嶌ゼミが3年連続の入賞となる「特別奨励賞」、坂東ゼミが七戸克彦教授(九州大学)の特別賞と、ダブル受賞することができました。この討論会の詳細は、法学雑誌『法学セミナー』(日本評論社)で2021年春頃に掲載予定です。

【特別奨励賞】 高嶌ゼミの学生コメント

私は、去年もこのインターカレッジ民法討論会に発表者として登壇させていただいたのですが、今年は、発表者としてだけでなく、運営委員としても討論会に携わりました。初のオンライン開催ということもあり、運営委員の仕事は、難しいものではありましたが、他大学の方と大会運営に取り組むという貴重な経験をすることができました。

この運営委員の仕事と発表者としての準備という2つの両立は大変でした。でも、一緒に登壇したゼミの3回生中心にみんなで助け合い、協力し合いながら発表準備を行うことができたので、なんとかやり遂げることができました。

長い時間をかけて一生懸命取り組んだ結果、特別奨励賞という賞を頂けたこと本当に嬉しく思います。誰か1人の力だけでは絶対に取れない賞なので係わったゼミ生全員に感謝したいです。
来年、後輩たちには上位の1、2位ぐらいを目指して、がんばってほしいと思います。期待してます。
(法律学科 4年次生 前川 隼斗さん)
特別奨励賞の高嶌ゼミの皆さんと高嶌教授

【特別賞】 坂東ゼミの学生コメント

今回関わってくださったゼミの皆さん、当日参加いただいた大学の皆さん、貴重な経験をさせていただき、本当にありがとうございました。準備をゼミ全体で行うことができたこと、それによって深まった一体感は非常に良いものだと感じています。結果としては4位と悔しい思いをしてしまったので、来年以降は今回の経験を踏まえてリベンジしたいと思っています。
(法律学科 2年次生 山口 琢さん)

今年初めてインカレに参加させていただいて、自分自身大変成長することが出来ました。坂東ゼミの慣習として2回生が登壇することになっているとのことだったので、先輩方に手伝っていただきながら、なんとか形にすることができたと思います。4位という結果は大変悔しいものではありましたが、今後の勉強の糧になりました。この悔しさを坂東ゼミの新2回生に託して、ベスト3を目指して欲しいと思います。
(法律学科 2年次生 永井 里奈さん)
特別賞の坂東ゼミの皆さん
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