法学部履修アドバイザー主催
「一から教える!法学部レポート書き方講座」開催

2020.12.25

授業のオンライン化に伴い、レポート課題に取り組む機会が多いと思います。履修相談室でも、「レポートの書き方が分からなくて、単位が修得できるか不安だ…。」「レポート課題を提出しているけど、評価に結びつかない。」等、レポート課題に対する不安や疑問を耳にすることが増えてきました。例年、試験に向けた勉強会など様々なイベントを行ってきた法学部履修相談室が、今年度は授業のオンライン化によって増加した「レポート課題」対策として、12月8日(火)に民法の事例問題に特化した『レポートの書き方講座』をオンライン上で開催しました。当日は法学部生のみならず、他学部生も参加してくれ、大盛況でした。

今回の講座では、学生履修アドバイザー※が自ら資料を作成し、説明を行いました。冒頭では、法学部のレポートの特徴から、判例の整理や探し方の方法、レポートを書く時の順序や構成について解説しました。後半には、学生履修アドバイザーが授業で実際に取り扱った民法の事例問題を題材に、冒頭に解説したレポートを書く時の順序や構成に基づき、実際にレポートを作成する等、実践的な内容となっていました。

イベントに参加した学生のコメント

  • 先輩学生のお手本を含めた具体的な例がわかりやすかったです。
  • 何度もレポートを書いていくことが大事だと教えて頂けたので、まずは実践していこうと思いました。
  • 一からわかりやすく説明されていてすごく理解でき、不安が解消されました。
  • 事実概念の整理をするときにイメージが掴めない時は図を書いてみるというやり方があることを知り、非常に参考になりました。

学生履修アドバイザーのコメント

法学部 法律学科 3年生 岡本和也さん

本学法学部で初となるオンライン勉強会イベントということもあり、非常に大きなパワーが必要だということを痛感しました。今回のイベントは、私だけでなく、法学部の先生や、法学部事務室の皆さん、そして履修アドバイザ—の相談員の方々の多大なるご支援とご協力があったからこそ、成功を収めることができたのではないかと考えています。心から感謝申し上げます。法律学に限らず、「学問」とは、本来「楽しいもの」です。今回のイベントを通じて、参加者の皆さんが「法律学を楽しもう!」と思ってくださったのであれば、非常に光栄です。

法学部 法政策学科 3年次生 本池彩花さん

今年度はオンラインでの講義が多く、レポートを提出する機会が多かったです。そこで、レポートの書き方がわからず困っている学生の力になりたい、という思いでイベントを開催しました。レポートの提出状況を分析した結果や、自身の経験も踏まえてお伝えしたことが、少しでも役に立っていたら嬉しいです。今後も履修アドバイザーとして、何か困り事があれば、解決に向けたお手伝いをしていきたいと考えています。

※学生履修アドバイザーについて

大学での学習は、高校までのものと比べると格段に複雑なカリキュラムと、非常に高度な内容をもっています。そうした学習をサポートするために設けられているのが、法学部事務室の横にある、履修相談室です。履修相談室の特徴は、学生アドバイザーと教員アドバイザーが協力しながら相談を受け付けることです。「学生履修アドバイザー」は法学部の3年次生・4年次生から構成されています。法学部生の「先輩」として、後輩の皆さんの気持ちに寄り添い、自分が苦労した経験も踏まえながら、わかりやすく、何度でも、親身になって相談に乗ってくれます。

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