現代社会学部滋野ゼミ3年次生がオンラインで『古屋AtoZ』の完成報告を行いました

2020.08.05

令和2年7月29日、綾部市のI・Tビルで開かれた、「あやべ水源の里連絡協議会総会内」において現代社会学部滋野ゼミの3年次生4名が、昨年度作成した水源の里を紹介する冊子『古屋AtoZ』の完成報告会を、テレビ会議アプリを使って行いました。
当日は、リモートで学生たちは参加し、会場のスクリーンにプレゼンテーション画面を投影し、学生たちがフィールドワークで発見した風景や特産品といった「見えるワード」と、インタビューやフィールドワーク後の考察から導き出した土地の持つ価値や人々の思いといった「見えないワード」、そして冊子作成の過程で思い感じたことについて紹介しました。
今回冊子を作成した古屋集落は、人口4人(調査時)でありながら、栃の木の群生という資源を活かし、その実を使った特産品づくりや都市部との交流を積極的に行っており、集落を応援するボランティアや行政職員等も一緒になって地域を盛り立てています。
総会にて報告された内容は、冊子ともども、学生たちによる、古屋集落での調査と経験が存分に詰まったものでした。
また後半は、「今、なぜ“あやべ”なのか?(その2) コロナ後の地域を考える」と題した滋野教授による講演が行われ、人口減少に加え「コロナ禍」に見舞われた現在の社会で、水源の里の価値は時代を超えてなお持ち続けるものであり、「コロナ後」にも求められるのではないかと論じました。
あやべ水源の里連絡協議会の様子1
あやべ水源の里連絡協議会の様子2
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