ゲスト講師におけるグラフィック・ファシリテーション —「社会活動運営論」での教育テーマ『共感を創るファシリテーション』から—

2020.07.22

ゲストスピーカー 玉有氏
現代社会学部専門教育科目である「社会活動運営論」では、ファシリテーションの重要性を学んでいますが、第11回目となる7月6日の授業では、ファシリテーションスキルの中でも、近年注目を集めている「グラフィック・ファシリテーション」について、その専門家である徳島大学の玉有朋子氏を講師に招き、遠隔会議ソフトTeams®を利用して授業を行いました。
「グラフィック・ファシリテーション」を導入することにより、各自から発信される意見の関連性を可視化することが可能となり、会議意見の構造化がより簡単に行うことができるので、誰の意見がどの論点で関係があるのかが一目でわかるようになります。また、「グラフィック・ファシリテーション」は、色やアイコン、似顔絵(顔の表情)などの表現を用いることで、文字情報だけでは伝わらない情報や感情なども表現することが可能となります。
大学の授業においても、口頭だけの講義から、板書、配布資料、プレゼンテーションソフトの利用とより可視化することの変遷をたどってきている中、Teamsなどのオンライン会議システムなどを利用した授業にも慣れてきている学生にとって、グラフィック・ファシリテーション・スキルは新しいスキルでありながらも、親和性の強いスキルであったようです。
グラフィック・ファシリテーション テキスト1
グラフィック・ファシリテーション テキスト2
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