オンラインでチームビルディングゲームを行いました~学生ファシリテータの取り組み~

2020.07.02

学生ファシリテータ(以下、学ファシ)のスキルアップとオンライン授業等での活用を目的に、学ファシ数名とF工房スタッフでオンラインにてチームビルディングゲームを行いました。

きっかけ

対面で会えないこのご時世…。オンラインでできるアイスブレイクやチームビルディングゲームはないものか?と探していたところ、いくつかいいものを見つけたF工房スタッフ。試しに学ファシたちとやってみよう!ということで声をかけたところ、7名の学ファシから参加の返事がありました。

いざ、やってみた

ある日の昼休み、オンライン上で7名の学ファシとF工房スタッフが集合。昨日もオンラインで会ったね!という人から、久しぶり~!の人まで、親密度としてはバラバラなメンバーが集まりました。
今回のオンラインアイスブレイクのお題は「参加者全員で協力しながら、体だけを使って画面上に一つのハートをつくろう」というもの。このゲームでは参加者全員が画面上に映る必要があるため、そのような環境を整えました。

写真撮影役の学ファシ=司令塔を決め、さっそくゲームスタート!

司令塔の指示に従って、皆が体を使って一つの大きなハート形をつくっていきます。
司令塔から「もうちょっと右!右!」「あとちょっと角度つけれる?」「そう!そこでストップ!」など必死の声掛けがある中、

司令塔以外の学ファシは「手だけしか映ってないやん!笑」「腕がつりそう~はやく~汗」「なんか自分へんな恰好してて恥ずかしい!笑」など、つっこみやつぶやきでワイワイした雰囲気となりました。

そして無事、写真撮影に成功…! 8名で見事な(?)ハートをつくることが出来ました!

一回目の写真撮影
この後、二回目の挑戦!
一回目よりみんな要領がつかめたのか、司令塔以外からも自然と声掛けが始まり、参加者同士の自然な交流が生まれました。
二回目の写真撮影(9名ver.)

参加した学ファシの感想

「司令塔をやったとき恥を捨てた。悪い意味ではなく、素の自分をさらけ出せた感じ。」
「司令塔が必死に頑張っているのが伝わってきたので、こちらも真剣にやらないといけないと思った。それが皆で協力することにつながって、チームとして一体感を感じることができた。」
「名前をいっぱい呼び合えているところがよかった。やっぱり名前を呼んでもらえると嬉しい。」
「二回目を始める時に明確に合意がされたわけではないけど、なんとなく皆の中で『次はもっときれいなハート形にしよう』という気持ちがあったと思う。それが同じ目標に向かっている感じがして一体感につながった。」

F工房スタッフによるまとめ

学ファシの感想にもあったように、自然にお互いのニックネームを呼び合っている姿が印象的でした。ハートをつくることを通して互いの名前を覚えることができ、結果的に親密度が高まったようです。このゲームはまだ名前も知らない、出会って間もないチームに効果的かもしれません。
また、司令塔の頑張りに答える形で司令塔以外の学ファシたちが協力的な動きをしたことも印象的でした。今回はたまたまチーム内でプラスの相互作用が発揮されたと言えますが、「役割にこだわらず積極的に動いていこう」等、あらかじめグラウンドルールとして決めておくと良いかもしれません。

さいごに

F工房では今後、オンラインで出来るアイスブレイクやチームビルディングゲームを実践し「オンラインで使える!アイスブレイク集」としてホームページ上にUPしていく予定です。今回のチームビルディングゲーム「ハートをつくろう」の詳細な運営ポイントや注意点も改めて載せる予定です。乞うご期待!
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