国際関係学部「国際ビジネス論Ⅰ」でJETROより講師を招いてライブ講義「~日本発スタートアップがグローバルスケールするために~」を実施

2020.07.10

6月26日(金)、国際ビジネス論Ⅰ(担当:国際関係学部 植原教授)においてオンラインのライブ講義を実施しました。テーマは「日本発のスタートアップ企業がグローバルスケール(世界で飛躍)するために」でした。
外部講師は、世界のスタートアップ事情に精通する、JETROスタートアップ支援課/J-Startupオフィスの田中井将人氏をお招きしました。

学生は事前学習のため、世界最大級のコンシューマーエレクトロニクス展「CES」に出展したJ-Startup企業iの29社の中から、グローバルスケールの可能性を感じる企業を各自選定し、レポートを作成しました。
ライブ講義では優秀レポートを作成した学生5名が、学生ならではの視点でプレゼン。田中井氏が学生のプレゼンについて講評をしてくれました。

学生が選んだベスト8のスタートアップ企業
学生のプレゼンと田中井氏による講評
学生のプレゼンと田中井氏による講評
田中井氏より、日本のスタートアップ企業の現状と社会構造の変化、世界のエコシステム、スタートアップ企業と投資家の関係などについて講演してもらいました。印象的だったのは、デジタル化によりビジネスの普及スピードが劇的に加速したこと、2008年のリーマンショックの頃に誕生したスタートアップ企業(Uber、Instagram、airbnbなど)が現在グローバルスケールしていることから、Covid-19後にも新たなスタートアップ企業が現れ「ゲームチェンジ」が起きるかもしれないということでした。
田中井氏の講演

参加した約80名の学生からは、「日本と海外の起業文化の違いが分かった」「日本に優れたスタートアップ企業があることを知れてよかった」「投資家が製品よりも人物を見て投資するのが興味深かった」「With/After コロナの社会で今までにはない需要が生み出されるだろう」などの声が多く、学びの多いライブ講義となりました。

国際関係学部の授業では、外交、ビジネス、国際協力の現場で活躍する実務家を招き、世界の最前線の知識や実情を学びます。
他にもさまざまなゲストスピーカーによる講演会を開催しています!

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