神山天文台 部分日食を楽しもう!WEB講座を配信しました

2020.06.13

2020年6月13日(土)、神山天文台では、6月21日(日)に見られる部分日食に向けて、YouTubeによるWEB天文学講座をライブ配信しました。

現在、神山天文台では、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、毎年定期的に開催している天体観望会や天文学講座をYouTubeによる配信で開催しています。WEB天文学講座では、天文学や宇宙、天文について、よりくわしく紹介することを目的にしています。

第3回となる今回のWEB天文学講座では、6月21日の夕方に全国で見られる日食に先駆けて、太陽、月、地球が一直線に並ぶ日食のしくみをクイズやご家庭でも実験できるように身近な例えを示しながら、解説を行いました(図1)。また、京都では最大で太陽面積の約4割が欠け(図2)、見逃せば京都で日食を見られるのは10年後となることや、日食は太陽を観察する危険な行為でもあるため、安全に観察するための道具の取り扱いや観察の注意点を紹介し、80名を超える方にライブ配信を視聴いただきました。

視聴者からは「金環食、皆既日食の違いや日食の周期、日食の際に地球に映る影など初めて見たり知ることが多くとても勉強になりました。」「日食を見る道具や注意点は役に立ちました。20年前に買って使い続けている日食メガネを今回も使うつもりだったので、いろいろと注意点を教えて頂き観察に生かせそうです。」などと感想が寄せられました。

神山天文台では、日食の始めから終わりまでのライブ配信を6月21日(日)16:00~18:10に行う予定です(悪天候の場合は開催時間の短縮や中止の場合もあります)。

京都産業大学神山天文台チャンネル(YouTube)

講座のWEB配信の様子
2020年6月21日に京都市で見られる日食経過予報
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