理学部 宇宙物理・気象学科の学生が気象予報士試験に合格しました!

2020.03.28

令和2年1月に実施された「気象予報士試験」の合格者が先日発表され、理学部宇宙物理・気象学科3年次生の引地 慶さんが見事合格しました。
気象予報士は国家資格の一つであり、「気象予報士試験」は、その合格者が気象現象の予想を適確に行うに足る能力を持っていることを認定するために行うものです。

具体的には、以下を認定することを目的としています。

  1. 今後の技術革新に対処しうるように必要な気象学の基礎的知識
  2. 各種データを適切に処理し,科学的な予測を行う知識および能力
  3. 予測情報を提供するに不可欠な防災上の配慮を適確に行うための知識および能力

今回の試験では受験者2969名のうち合格者172名で合格率5.8%でした。
詳細は以下をご参照ください。

以下、引地さんのコメントをご紹介します。

試験合格の感想

私は大学入学後から気象予報士資格の取得を目指しており、この度、無事合格することができました。
簡単な試験ではなかったのですが、気象が好きという気持ちだけで乗り切ってきました。これも学内外の様々な人に支えていただいた結果だと思っています。
この場を借りて感謝申し上げます。

苦労した点

気象予報士試験は、語学の能力検定試験などとは違い、試験対策の情報があまり一般的では無く、受験生同士の意見交換なども限られた場でしか行なわれていないと思います。
その点、京都産業大学は気象に関心を持つ学生や気象学を専門とする先生方が在籍しており、非常に恵まれた環境にあると思います。
その中でも、本学の地学・気象学研究サークル「STEP」の仲間と出会え、ともに勉強できたことが、試験勉強に対するモチベーションを上げるきっかけになりました。

今後について

気象予報士試験に合格した宇宙物理・気象学科3年次生
引地 慶さん

気象予報士としては、まだまだスタート地点に立ったばかりです。
これからも気象・防災についての勉強を続け、「自然災害による被害を少しでも減らす」という自分の夢を追い続けます。
また、今後の気象予報士試験の合格を目指す人たちを少しでもサポートできればと思っています。

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