令和元年度第2回全学FD/SD研修会「教養としてのデータサイエンス」実施報告

2020.03.16

1月10日(金)、教育支援研究開発センター主催全学FD/SD研修会を開催し、本学教職員19名が参加しました。

本研修会では、情報理工学部平井重行准教授に「教養としてのデータサイエンス」をテーマにお話しいただきました。
データを数理的に分析し物事を定量化して判断するという方法は、科学の進展によって様々な事象をデータ化することが容易になった今日、データサイエンスとして一層注目されています。研修会では、近年データサイエンスが注目されている背景や経緯、データサイエンスについての基礎的な知識を深めることを目的に、データサイエンスがもたらす有用性とともに、データサイエンス教育に必要な視点等について説明がありました。また、学生がデータリテラシや統計学を全学的に学ぶ機会を得ることの大切さや、事務職員も積極的にデータ分析の知識やスキルを身につけ、業務に活かしていくとよいのではないか、とのご意見がありました。
参加者からは、「学生がデータリテラシや統計学の知識を身につけることの重要性についてよく理解できた」「断片的な知識を体系化することができた」「学生にデータサイエンスを提示していくための方策について知ることができた」「職員の立場としてもデータサイエンスの活用が必要だと考えさせられた」等、今後の教育を考えるよい機会となりました。

データサイエンスの基礎的な知識について学ぶ
平井准教授と参加者による意見交換
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