京都市立衣笠中学校「明るい選挙出前授業~模擬投票」に法学部生が参加

2020.01.06

2019年12月11日、京都市立衣笠中学校で行われた「明るい選挙出前授業」に、「北区明るい選挙推進員」を務める法学部生2名が参加しました。
この「出前授業」は、将来の有権者である児童・生徒が政治・選挙の意義や重要性を学習することができるようにとの目的で、京都市北区選挙管理委員会事務局により運営されるもので、この日は京都市長選挙を想定した模擬投票が行われました。
「北区明るい選挙推進員」は、北区選挙管理委員会が行っている選挙啓発活動への協力者として2年間の任期で委嘱されるもので、地域の方々のほかに北区にある大学に通う学生も参加しています。
京都産業大学からは現在、法学部の4人の学生が委嘱されており、啓発活動に取り組むほか、選挙の期日前投票の事務などにも参画しました。

さて、「出前授業」ではまず選挙公報が配布されたあと、推進員の学生たちが候補者役として、それぞれ1人ずつ中学3年生の生徒の皆さんの前に立って政見を述べる演説をしました。
その後、生徒たちは実際に使われている投票用紙と記載台を使って候補者名を書き入れ、本物の投票箱に自分の票を投じます。最後に開票作業もあり、中学生たちは実際の選挙の過程をフルに体験することができます。

参加したサポーター学生たちのコメント

津本 和樹さん(法律学科2年次)

今回の中学校への出前授業で、模擬選挙の立候補者演説や開票作業など、貴重な体験をさせていただけました。私たちの生活に大きく関わってくる選挙の裏では、選挙管理委員会による出前授業や広報活動などの地道な活動が行われていることを体感することができました。近年では、特に若者の投票率の低さが問題となっています。このままでは、若年層の意見が政治に反映されなくなることも考えられます。選挙権を18歳に得られるようになった今だからこそ、今後、投票率を上昇させるためにも、中学生・高校生・大学生に向けた出前授業のような広報活動が重要になってくるのではないかと思います。

野津 孝介さん(法律学科3年次)

出前授業に参加した中での大きな発見は、普段あまり知ることのない区役所の職員の方のことを知ることができたことです。公務員と聞くと堅いイメージが先行しますが、出前授業でご一緒した方々には、私達の意見も積極的に取り入れてくださりました。どうしたらもっと良くなるのか、熱意をもって仕事に取り組んでおられると感じました。地域の様々なことを知っておられて、京都産業大学のことで自分の知らないことまでもご存じだったのには驚きました。地域について楽しそうに語っておられた姿から、地域を本当に愛しているのだなと感じました。今回の経験を通して、社会人として働くうえでの姿勢、地域を大切にする心を学ぶことが出来たと思います。
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