経営学部の講義で株式会社電通 水上 大輔 氏が講演

2020.01.08

講演の様子

2019年12月26日(木)、経営学部の講義「ソーシャル・ガバナンス論」(担当:宮永 健太郎)で、水上 大輔 氏(株式会社電通 人事局 人事企画部 シニア・ディレクター)がゲスト講師として「コミュニケーションの会社から考える、協働のカタチ」と題し講演。
株式会社電通は日本最大手の広告代理店であり、本業の広告業にとどまらず、実に多彩な事業を展開しています。
今回の講演では、電通という企業が社会課題の解決にどう向き合っているのか、そしてその中でどんな主体とどのように協働しているのかについて、自社事業を中心に紹介がありました。

まず水上氏は、「なんらかの課題に直面している人」「その課題を解決したい人」「なんらかの強み・特長を備えている人」の3者を結びつけてソリューションにつなげるのが電通のアプローチである、と整理し、「協働による社会課題の解決はどうすれば成功するか」との問いに対しては、「志(大きな問いとくじけない心)」「金(人が喜んでお金を払う仕組み)」「人(誰とやりたいか/やれるか)」という3要素をそろえることが大事だと強調しました。

講演の最後、受講生たちに「自分のアイディアで生まれた企画でたくさんの人が動いた時が、この仕事の醍醐味」「最後はやはり人。人間力を磨いてください」とメッセージがありました。
普段なかなか接点を持てない広告代理店の方の話をじかに聞くことができ、深く感銘を受けた受講生も多かったようです。

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