第15回「京都産業大学図書館書評大賞」表彰式開催

2019.12.26

入賞者に祝辞を述べる西村図書館長

2019年12月18日、5号館ロビーにおいて、第15回「京都産業大学図書館書評大賞」の表彰式および茶話会が行われました。

書評大賞は、学部学生が本学図書館蔵書の中から好きな図書を選び、1,600字以上2,000字以内の書評を所定の原稿様式に書いてWeb上から応募するものです。学生の読書の推進、文章表現能力、論理的思考能力の向上を目的に、毎年本学図書館が主催しています。2019年7月1日から9月3日の応募期間中に寄せられた57篇(56人)の中から、図書館書評大賞選考委員会により大賞1人、優秀賞3人、佳作5人が選ばれ、西村 佳子 図書館長から賞状と副賞の図書カードが、また協賛の京都産業大学同窓会、丸善雄松堂株式会社、株式会社紀伊國屋書店より記念品が授与されました。

西村図書館長は、最初に、三浦しをん先生と永江朗先生の本との付き合い方が存分に紹介された「書評大賞×むすびわざブックマラソントークセッション『読書の楽しみ』」から今年の書評大賞は幕を開けたと紹介されました。続いて、入賞者への賛辞とともに、前回の書評大賞から続けて、ランクアップした入賞者が出たことについて、繰り返しチャレンジを続けてきた賜物であるとして、各入賞者へ今後の活躍を期待する旨のメッセージを送られました。

表彰式の後には、入賞者を囲んで茶話会が開かれました。茶話会では講評や祝辞に続いて、入賞者からは書評を執筆した感想や今後の抱負等が述べられました。
村上春樹氏の著作から「完璧な文章などといったものは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね。」という言葉を引用して、どの様にすれば良い文章を書けるのかと日頃から考えていること、また、思い入れのある作品を広く色々な人に読んでもらいたいため、自身の視点や切り口で書評をまとめあげたという工夫や次回の上位入賞への誓いなどが語られ、和やかな雰囲気のもと、茶話会は閉会しました。

入賞者と選考委員、協賛者の記念写真
茶話会の席にて講評を受ける入賞者
PAGE TOP