【国際関係学部】外務省から講師を招き、外交講座を開催しました

2019.12.27

2019年12月17日(火)、国際関係学科専門科目「北米論Ⅱ」(高原教授担当)において、外交講座が開催されました。

今回は、日本とアメリカの外交を最前線で担われている、外務省北米局北米第一課課長補佐の森下 雅子氏にお越しいただき、「現代アメリカ政治と最近の日米関係」についてご講演をいただきました。

前半部分で、トランプ政権発足以降に顕在化しつつある現代アメリカ政治の動態的変化に関して、2020年大統領選挙を視野に入れながらお話しいただき、後半では、最近の日米関係について、政治・経済・安全保障・文化交流など、多岐にわたる側面を配布資料や投影資料を用いて詳しくご説明いただきました。

とりわけ、アメリカ政治が劇的に変貌を遂げつつある中で、連邦政府と地方政府との関係、トランプ政権支持者の動向調査など、外務省が多様なアプローチで現状分析と情報収集を行っていることが理解できました。

外交講座の終盤で質疑応答の時間を設けましたが、「日本と他国との安全保障に関わるアメリカの政策動向」などの踏み込んだ質問や、一方で、将来の進路決定に関する質問等に講師の実体験に基づくアドバイスをいただくなど、多数の質問が寄せられました。また、終了後も熱心に質問する学生もいました。

外交講座は大変示唆に富む内容となり、参加者の好奇心を大いに掻き立てる講演会となりました。

※国際関係学部は外国語学部国際関係学科の教育研究を基盤として2019年4月に開設。外国語学部国際関係学科で現在開講している「北米論Ⅱ」について、国際関係学部では、2020年度から同科目名・同一内容で開講します。

外交講座の様子①
外交講座の様子②
熱弁される森下氏
質疑応答の様子①
質疑応答の様子②
国際関係学部長との面談

国際関係学部の授業では、外交、ビジネス、国際協力の現場で活躍する実務家を招き、世界の最前線の知識や実情を学びます。
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