EUの中で存在感を示すルーマニアの知られざる昔と今 駐日ルーマニア大使による講演会を開催

2019.12.06

京都産業大学国際関係学部は、ヨシペル駐日ルーマニア大使※を招いた講演会を開催します。国際関係学部では、国際関係学を学ぶ楽しさや面白さを広く伝えるため、外交分野で活躍している専門家による講演会を実施しており、本講演会はその一環となります。

【本件のポイント】

  • 中東欧トップクラスの人口(約2000万人)を誇り、国際政治・経済・文化の東西結節点としての重要な役割を担うルーマニアについて、現役駐日大使から直接お話をうかがえる貴重な機会を実現。
  • ルーマニアは2007年のEU加盟を経て、近年はEUの中で高い経済成長率を遂げており、伝統的な製造業のみならず最先端分野の蓄積も進み、世界から注目を集めている。日本企業の進出も116社(2019年ジェトロ調べ)あり、特にIT産業への直接投資が旺盛。
  • 学生は、国際関係学部で学んだ「米ソ首脳による冷戦終結宣言」が本年12月3日に30周年を迎えるこのタイミングに、国家体制転換と民主化・市場経済化を達成し、2018年には国家統一100周年を迎え新たなスタートを切ったルーマニアについて理解をさらに深める。両国間のこれまでの政治・経済の結びつきや将来の可能性を駐日ルーマニア大使から直接学び、国際社会の繋がりについて見識を深める。

※タティアナ・ヨシペル駐日ルーマニア大使プロフィール
1967年(昭和42年)生まれ。1992年にルーマニア外務省に入省し、ルーマニア外務省バルカン山脈・地域協力課に勤め、黒海経済協力機構の高官委員会において代表として活躍。2016年8月5日に駐日ルーマニア特命全権大使に任命、在アメリカ合衆国ルーマニア大使館(1996年~2000年、2001年~2006年)、在イスラエルルーマニア大使館(2007年~2013年)に勤め、2000年~2001年の間、外務報道官兼報道課長として活躍。ルーマニアのNATOへの加盟に貢献し、2002年にはルーマニア大統領からその実績を表彰された。

リリース日:2019-12-06

京都産業大学国際関係学部 主催 ヨシペル駐日ルーマニア大使による講演会

開催日時 2019年12月11日(水)13:15~14:45
場所 京都産業大学 真理館2階SR204教室
(京都市北区上賀茂本山)
対象 本学学生のみ
※英語のみの講演となります。
お問い合わせ先

内容について
京都産業大学 国際関係学部(植原教授)
uehara@cc.kyoto-su.ac.jp

取材について
京都産業大学 広報部
Tel.075-705-1411

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