むすびわざ講座 馬術コース開催

2019.09.16

9月1日(日)、15日(日)、16日(月・祝)の3日間、京都産業大学総合グラウンド馬場で、生涯学習「むすびわざ講座」馬術コースを開講しました。
本講座は初心者を対象としたコースで、2拍子のリズムで走る速歩(はやあし)の際に騎手が馬の動きに合わせて「鐙(あぶみ)に立つ」、「鞍に座る」をリズムよく繰り返す軽速歩(けいはやあし)の習得を目標としています。

本学体育会馬術部の監督、コーチが講師となり、馬術部学生のサポートのもと実施しました。11歳から68歳までの幅広い年齢層の受講生が参加し、年齢や身長で別けられたグループごとに乗馬練習を行いました。

まずは馬術部員が付き添い、その日グループが乗る馬に鞍や手綱等を装着する「馬装」にチャレンジしました。準備を終えると、乗馬、下馬などの基本的な動作を確認してから、馬に慣れるため4拍子のリズムでゆっくりとした歩様の常足(なみあし)をした馬上で体操を行いました。

その後は、馬のリズムを感じながら「鐙に立つ」、「鞍に座る」を反復練習し軽速歩をマスターしました。また、小・中学生のグループでは速足よりさらに速度の速くなる駈歩(かけあし)に挑戦する姿もみられました。

乗馬を終えた後は、馬の体を水洗いしたり、ブラッシングして毛並みを整えたりなど馬の手入れを行いました。また一緒に走った馬へご褒美のニンジンやサツマイモ、角砂糖などをあげる受講生の姿も見られ、馬とのコミュニケーションを楽しみました。馬術部員が受講生をサポートし、質問に答えたり、馬について解説したりするなど楽しそうに交流する様子も伺えました。

受講生からは、「親子で楽しく参加することができてよかった」「バランス感覚を養うことができた」「馬の知識や、馬に乗ることの楽しさを教えてもらえた」「乗馬のレッスンを受けてみたいという長年の夢が叶いました」「馬と呼吸が合った時、とっても気持ちよかったです」「馬術部のみなさんとたくさん馬の話ができてよい収穫でした」などの感想が寄せられました。

①乗馬前の「馬装」から挑戦しました
②馬上で気持ちよくストレッチ
③緊張を和らげるため馬上でリラックス
④姿勢を正して常足(なみあし)からスタート
⑤馬と呼吸を合わせて立ち上がりました
⑥手綱を強くひいて後ろ歩きにも挑戦しました
⑦上手に馬とリズムを合わせて軽速歩(けいはやあし)をマスターしました
⑧乗馬後は汗を流してしっかりとお手入れ
⑨頑張ってくれたお馬さんに氷砂糖のご褒美をあげました
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