鳥取市で開催された「砂像グランプリ2019」に、京都文化学科 笹部 昌利ゼミが参加

2019.09.16

9月14日から16日まで、鳥取市経済観光部が主催する「鳥取砂のルネッサンス2019 学生限定砂像グランプリ」に、文化学部京都文化学科 笹部 昌利 准教授のゼミ生5名が出場しました。本イベントは、若い世代の砂像彫刻家の発掘・育成と学生の文化交流のために、「砂像のまち」鳥取市で2017年にスタートし、今年で3回目となります。鳥取市の関西本部から打診を受けた笹部 准教授がゼミ生に持ちかけたところ、宮木 祐大さん(京都文化学科・3年次)を中心にチームが結成され、出場を決めました。
芸術にかかる学習はおろか、遊びでも砂に触れることもなくなった学生たちにとっては、デザインから造形まで困難を極めましたが、ゼミの考察テーマである「新選組」で、京都と鳥取をむすぶことを目指しました。今回の造形テーマは、「アニマルワールド」。出場者は思い思いの動物を、高圧がかけられ、固められた巨大な砂山を削り、造形していきます。宮木さんらは、「むすびわざ新選組×アニマルワールド」を主題に、ラクダを擬人化し、新選組隊士とする作品を制作しました。総制作時間は延べ16時間。巨大な砂像が出来上がりました。
リーダーを務めた宮木さんは、「初めての砂で難しさはあったが、善戦した。ゼミで一つの形ある活動をできたことはよかった。」と語り、横山 未歩さん(京都文化学科・3年次)は「最初のうちはどうなることかと緊張したが、次第に慣れてきて最後にはみんなの納得のいくものができた。とても貴重な経験となった。」と感想を述べました。
学生が制作した砂像は、10月末までJR鳥取駅前風紋広場に展示されています。

作業の様子

PAGE TOP