2019年9月9日（月）、中井透ゼミの演習３において、株式会社藤井大丸の藤井健志社長と京都信用保証協会上原　裕史専務理事をお招きし、研究発表会を実施しました。
 

中井ゼミの演習３では、企業が抱える実際の諸問題を発見し、解決のための提言を行うプロジェクトを実施しています。2018年３月に京都信用保証協会と本学が包括業務協定を締結したことがご縁となり、京都信用保証協会より株式会社藤井大丸に協力依頼いただいたことから、今回のプロジェクトが実現しました。

演習３を履修する17名が４チームに分かれ、「効果的なインバウンド消費を提言」「現代のニーズを把握～洋服選びに新たな価値提供を～」「京都にヤングのFUJII DAIMARUあり」「ついで買いの促進」をテーマに発表しました。

発表後、藤井社長より「学生視点で、とても興味深く、面白い発表だった。若いころは自分に合うファッションを模索する傾向にあるが、年を重ねるにつれてファッションの方向性が決まり、身に付けるものの好みが絞られていく。ただし、それはファッションへの興味がなくなるというわけではなくライフステージのどの段階にいるかも大きく影響している。ファッションはとても奥が深いのです」とお話され、創業150周年を迎える老舗百貨店だからこそ感じておられる率直な感想をお伺いすることができました。