さくらサイエンスプラン支援 韓国、タイ、インドネシアの大学との研究交流を実施

2019.08.05

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トピックス国際交流教育総合生命科学部生命科学部

新規開拓を目指した 食品工学分野と最先端生命科学との融合

はじめに

2018年に引き続き、2019年さくらサイエンスプログラムを実施し、国立江原大学(韓国)動物生命科学大学(学部)、国立カセサート大学(タイ王国)農工学部、スブラス・マレット大学(インドネシア)農学部から、大学生と大学院生それぞれ5名ずつの計15名を迎えた。引率教員3名(韓国からSeunghyung Lee, イ スンヒョン 教授、タイ王国からWaraporn Boonsupthip、ブンサップティップ ワラポン准教授、インドネシア共和国からMuhammad Cahyadi、ムハマッド チャフヤディ助教)を含む総勢18名を迎え入れ、7月30日から8月5日までの7日間、研究活動を行いました。
7月31日(水)10:00 来日学生・教員と本学学生・教員が15号館前にて
本学の生命科学研究科(生命科学部)では、豊富な研究実績を有する教員が指導にあたることで、生命科学分野におけるレベルの高い研究活動に触れることが出来ます。また、2019年4月に、「先端生命科学科」と「産業生命科学科」からなる生命科学部を設置しました。生命科学部では最先端の生命科学研究を推し進めることができる人材の養成に加え、生命科学の研究成果を社会に還元できる人材を、幅広く養成していきます。
本プログラムでは生命科学に関わるA~Eの5つの実験プログラムを設定し、4か国の5名で1チーム(本学院生2名、招聘3大学より各1名)を構成。計5チームが5つのプログラムに分かれて技術研修を受講しました。3日間に及ぶ実験の後、体験した生命科学に関わる実験を元に、食の科学研究を発案するとともに、アジアの若手研究者が世界に発信するプランについて、議論しました。
本プログラムは、食品に関する教育や応用研究に、国内外から高く評価されている本学の生命科学研究を融合し、食と生命科学を理解する国際的人材を共に育てることを目指しています。

実験プログラム 7月31日(水)〜 8月2日 (金)

学生たちは、5つの研究プログラムのコースA〜E に分かれて、最新の技術研究を体験しました。

プログラムA.「生細胞内カルシウム動態の観察」

細胞内のカルシウム動態をFRET依存的な蛍光カルシウムセンサーYellow Cameleonで観察

プログラムB. 「アフリカツメガエル卵のプログラム細胞死(アポトーシス)とCRISPR/Cas9を用いたゼブラフィッシュ初期胚のゲノム編集」

CRISPER/ CASシステムを用いたゼブラフィッシュ初期胚のゲノム編集

プログラムC. 「回転分子モーターの1分子観察とギブソン・アセンブリー改変」

ATP駆動性モーターV1の回転を顕微鏡下で観察

プログラムD.「マウスの胚操作と精神疾患モデルマウス評価行動試験」

マウスの行動実験と着床前胚の胚発生を観察

プログラム E.「植物を用いた遺伝子発現解析と系統樹」

異なる環境条件下で栽培したアルファルファの遺伝子発現解析と系統樹作成

研究発表会とポスター発表 8月3日(土)

研究発表会

研究発表会では、(1)経験した生命科学実験について(2)経験した生命科学実験を食の科学研究に発展させる応用研究について(3)アジアの若手研究者として、何を発信するかについて、一人ずつ意見を述べ、議論しました。

ポスター発表会

ポスター発表会では、所属研究室の研究内容が張り出されているポスターの前で、日本人学生が、来学した学生たちに、研究室における研究内容について具体的に解説していました。

修了式 8月3日(土)

プログラムの終了後には、寺地徹学部長より、学生一人一人に修了証が授与されました。スンヒョン先生 (韓国)、ワラポン先生 (タイ王国),チャフヤディ先生(インドネシア共和国)、2年間にわたり、京都産業大学に来学してくださり、ありがとうございました。
2018〜2019年の2か年にわたるプログラムにより、 4カ国の学生たちは、コミュニケーションを深めながら共に実験し、言葉の壁を越えた素晴らしい発表を繰り広げ、かけがえのない経験を得ることができました。今回のプログラムを機に、今後、京都産業大学(生命科学部)とそれぞれの大学(学部)間において、国際交流協定(MOU、Memorandum of Understanding)を発展させ、活発な学生交流をおこなっていくことを約束しました。

文化体験プログラム

8月3日はオープンキャンパスであったことから,来日学生たち15名も学内バスツアーに参加しました。
本学学生によるガイドを聞きながら楽しそうにキャンパスを周るなか、他とは違う黒い窓枠が特徴の学長室の前を通った際には、「学長がこの中にいるよ!」という学生ガイドの説明に、来日学生一同“おー”と声援をあげていました。
バスの中や生命科学部の実験コーナーでは,高校生とも親交を交わしました。7日間というタイトなスケジュールでしたが、学生達は夕方からの京都文化ツアーに出かけ、二条城の七夕祭りや京都の夜景を楽しみました。
学内バスツアー
オープンキャンパス 実験紹介ブースに参加
バスにて京都市内まで出発
二条城にて七夕祭り
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