京都・大阪にある高校4校と高大連携授業を行いました

2019.07.26

7月25日(木)、26日(金)に京都・大阪の高等学校の生徒が理学部の数学と物理、情報理工学部の情報、生命科学部の生物と化学の5テーマに分かれて、本学にて実験・演習を行いました。
7月25日(木)は京都市立紫野高等学校と京都府立山城高等学校、26日(金)は京都府立洛西高等学校と私立大阪高等学校の生徒が参加をしました。

理学部の数学では「せっけん膜で探る、最小に関する数学」の演習をじっくり1日かけて取り組みました。物理は「磁力」「レーザーと簡単な光学素子を使って調べる光の性質」「気体の断熱膨張による温度変化」「高度計の原理」「空気を測ってみよう “気象学への第一歩”」「音の性質」から2つの実験を選択し、午前と午後に分かれて体験しました。

どの授業も自分でグラフを書いたり、計算したり、大学の先端的な実験装置やパソコンを使用するなど、高校生は、単に教員の話を聞くだけではなく、自分の手を動かし・考え、普段の授業とは違った講義を受け、多くのことを学びました。また、一見遊びのような実験の中に、実は法則や確率の証明であったり、磁力・光・大気・音といった身の回りにも、様々な現象が潜んでいることにも気付くことができました。
複数の高校が協力して授業・実験に取り組むことにより、お互いが刺激を受けた様子も見られました。

高校生たちはせっけん膜の実験から最短経路が分かる法則や、オシロスコープで見る音の性質、気温と気圧で測る高度測定など、様々な実験に興味を示していました。

本学は、今後も各高校との連携を深め、理系の面白さを高校生に伝えていきます。

数学:「せっけん膜で探る、最小に関する数学」せっけん膜を作って、点間の最短経路を”見る”
物理:「音の性質」オシロスコープで音を見る
物理:「高度計の原理」大学内の気圧と気温を測定して高度を計算
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